1日は、大和市内の3つのロータリークラブが主催する「大和市民 安全のつどい」に足を運びました。神奈川県警交通安全教育隊が交通ルールを説く安全講話では、県警のゆるキャラ(?)である「腰永小百合(こしなが・さゆり)」さんが登場し、漫才のようなかけあいに場内は笑いで包まれました。



 腰永さん はタバコ屋の娘で、自称「17歳」だそうです。ゆるキャラのように可愛らしくもなく、ネット上では「不気味な」とか「怖い」と言われています。まったく不思議なキャラクターです。


 「住民の安全」と言えば、舛添要一・東京都知事の週末の湯河原通いには唖然とさせられました。久々に心の底から腹が立ちました。

 舛添知事は昨年4月以降、ほぼ毎週末、都庁から約100キロも離れた別荘に通っていたということですが、首長は住民の命を守る責任者でもあります。もし、震災なり不慮の事態が発生した場合、危機管理はどうするのでしょうか。湯河原と都庁は通常、片道2時間弱かかるそうですが、震災発生時には渋滞し、もっと時間がかかるでしょう。もちろん、東京都には危機管理監がいますが、都知事は公務の出張を除いては原則的に都内にいるべきです。

 たとえば、政府の場合、危機管理は一義的には官房長官(と内閣危機管理監)が対応します。総理大臣は週末に外遊したり国内視察したりしますが、それは官房長官らに留守番を任せているからです。危機管理を担当する政府の官僚は、官邸や霞が関に近い官舎に住んで、不慮の事態に即応できるよう万全な態勢を敷いています。

 舛添知事は、国にも匹敵する巨大な権限を持っている裏に、大きな責任が伴っているという当たり前のことを自覚すべきです。