3日は、自民党・新政クラブによる行政視察の2日目。鹿児島市の子育て支援施設「すこやか子育て交流館」を午前に訪ねました。
この施設は元々は市職員用の福利厚生施設でした。ですが、時代の流れにそぐわないということで、約4億円をかけてリフォーム。平成22年10月に新装オープンしました。
旧客室は音楽室や工作室に、旧浴場は砂場や温水プールに、旧体育館は遊具を置いた遊びのスペースにそれぞれモデルチェンジ。毎年14~15万人(1日あたり約400人)が来館しています。
すぐ近くに大型ショッピングモールやシネコン、ボーリング場、バッティングセンターなどの娯楽施設が集積しているため、買い物などの際に幼児を預けるといった利用もあり、相乗効果を生んでいると言えそうです。
大和市も今年11月にオープンする文化創造拠点(愛称=YAMATO文化森)にも「屋内こども広場」が開設されますが、参考になりそうです。
午後は鹿児島湾を渡って鹿屋市に転戦。海上自衛隊の鹿屋航空基地史料館に足を運びました。ここは先の大戦で、海軍の神風特攻隊の前線基地となっており、テレビドラマ「永遠の0」のロケ地でもあります。
館内には、復元したゼロ戦のほか、特攻隊員の手紙や顔写真が多数陳列されており、胸を打ちます。大和市も、マッカーサーが戦後に降り立った厚木基地を抱えていますが、何らかの史料館があると良いと思いました。