27日は午前から午後にかけて平塚市に足を伸ばし、地方議員らを対象にした「議員の話し方研修会」に参加。自治大学校(地方公務員向けの研修機関)の講師も務める奥山晴治元平塚市議から、「心をつかむスピーチ力」と「説得力と質問力」の方法論についてレクチャーを受けました。



 私自身も軽めのスピーチを何回か行い、奥山講師や参加議員に講評してもらいました。新たに見つかった長所や短所も多かったので、今後に活かしたいと思います。


 夜は、日本青年会議所が会員向けに綾瀬市役所で開いた「滞在型観光業パッケージ説明会」に出席しました。


 2020年には東京五輪が開催され、多くの外国人観光客が国内に押し寄せると見込まれます。そんななか、各地域のJCを中核として地方自治体などと連携し、観光客を中心とした「交流人口」を増やしていこう、という内容でした。



 面白かったのは「外国人観光客向けのツアーガイドでは、マンホールの蓋ですら紹介されている。外国人の目線は日本人とは違う」ということ。京都、奈良、鎌倉といった日本の伝統美を感じさせる観光資源がなくても、地域の魅力を再発見することで、外国人観光客を呼び込めるのではないか、という視点です。


 大和市は観光地ではありませんが、五輪観戦のために都内や周辺地域に宿泊した観光客に、ついでに足を伸ばしてもらうことは可能なのではないか。固定観念にとらわれず柔軟に考える必要があるのではないか。そんなことを考えました。