甘利明経済再生担当相は13日、地元の大和市内で街頭演説をしました。甘利大臣は、衆院選12日間の選挙期間で、選挙事務所で第一声を上げて以降は全国を飛び回っていたため、大和市内の街頭演説は最初で最後。時折、拍手が起こるなか、アベノミクスについて熱弁していました。


 甘利大臣はアベノミクスに関し、「デフレを放置すれば、日本は立ち行かないときが迫ってくる」とデフレ脱却の重要性を強調。来年10月に予定していた消費税率再引き上げの延期を決断したことについて「(今年4月に引き続き)消費税をドンと上げると重しになる。デフレ脱却の動きを止めることは避けないといけない」と理解を求めました。


 そのうえで「我々はプラスの連鎖を起こす。企業が収益を上げることで、賃金を上げ、設備投資を増やす。そうすれば消費は伸びる」と指摘。「来年の賃上げが経済のカギだ。景気回復はこの道しかない。アベノミクスは単なる経済対策ではなく、経済構造改革だ」と訴えました。
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 甘利大臣の駅頭演説を新聞記事風にまとめてみました。私は甘利大臣を支援させていただいております。14日は投開票日を迎えますが、皆さん、ご賢明な判断を。