毎日が佳境みたいな稽古。カムカムという集団、ヤマシゲという俳優、松村武という演劇のベクトルの進軍のペースに何とか食らいついていってる感じ。昔の北岳登山を思い出す。登山と演劇を比較するなんて、端からはよくわからないだろうが、カムカムミニキーナは、松村君の演劇に対する志は基本的に登山と同じなのである。
でも、そのときの、あの登山と違うのは、きついがとても楽しいということだ。
演劇にも色々あると思う、等身大のリアリティを表現する演劇、お客さんにストレスをかけず気楽に見ていただく演劇、、、
それでも演劇には、娯楽には、いや芸術には、表現には、もっと言うと人間の営みの中には、負荷がかかる、それ故に生きてい実感を強く感じられる、「痛感」する、そういうジャンルがある。
何とか人が生きていくには、そういうジャンルは「鬼」必要なのだ。
そうオレも思っているカムカムのみんなも、客演する人たちも、そう思っている。
多分今寝る前にスコブル興奮している。それも遭ってこんな文章を書いている。でもそれだけじゃない。明日現実の身もふたもない朝に目が覚めても、
やはり幾らかはそう思い、そう断言するだろう。幾らかは。
カムカムミニキーナ２５周年記念公演「ダイナリィ」
１１月１２から２２日
座高円寺１にてチケットぴあ、カンフェティ、イープラス、劇場・座高円寺チケットボックス、そして劇団予約でチケットお求めいただけます。
http://www.3297.jp
