では長らくお待たせいたしました。続きをご覧ください。




大分・明豊(2年連続4回目)

昨年8強メンバーが多く残っているのが強み。エース山野は昨年の甲子園経験済み。ほかにも地力の高い選手が多く、他校にとって脅威。不安があるとすれば新監督の采配か。


鹿児島・鹿児島城西(初出場)

他の部活が刺激になるいい例の一つだ。サッカー部が先に全国準優勝。野球部も秋に11年ぶりに九州までコマを進めるなど結果を残す。投手陣に絶対的エース1枚できればトントンも進む可能性も秘める。


宮城・仙台育英(2年ぶり22回目)

1年に甲子園を経験している木村が残ったほか、田中、佐藤などタレント軍団勢ぞろい。これで出れなくてどうするのかという感じだ。ほかがかなり潰しあうと言うのも有利な材料。


青森・青森山田(7年連続11回目)

夏に向けての調整力は他を凌ぐ。本来なら光星、工大一といったところを指名したいのだが…ほかにも聖愛などもいるので、ここが上位に来るようなら面白い。


福島・東日本国際大昌平(初出場)

昨年の準優勝からスタートしたチームは春の東北地区で躍進した。そして夏は記念すべき大会にするために…


佐賀・致遠館(初出場)

こういう新鋭進学校もかなり不気味な存在である。目立った実績はないものの、昨年の夏は16強まで進出している。初戦の三養基は強敵だが、これを超えると台風の目になりそう。


長崎・清峰(2年ぶり4回目)

ノーシードだが、こういうときにコロッと出てくるイメージが強い。初戦が海星というのが厄介だが、センバツ優勝メンバーの富永をはじめ、チーム力は低くないと見ていい。海星戦を突破することでまたチーム力はパワーアップするだろう。このときが一番脅威。


岡山・岡山理大付(3年ぶり6回目)

ここもタレントがそろっている。エース石橋は長身から投げ下ろす力のある球が武器。これに「ガラスのスーパー投手」薮田が本調子どおりで行けば、勝ち進めることが十分できる。2年藤岡も経験があり、3本柱の形成も可能。気になるのは攻撃陣。秋の中国大会からどこまで進化しているか。


京都・京都外大西(3年ぶり9回目)

なんやかんやで夏にあわせてくるのが上手いチーム。今回も前評判は高くないものの、総合力は京都一、二を争う。ライバルと目されていた福知山成美が不祥事で外れただけに、また新王者が出てきそうな大会となりそうだ。


岐阜・大垣日大高(3年ぶり2回目)

センバツ4強も春からは主役を県立岐阜商業に譲っている。それでも坂口采配は何をしでかすか分からない力をもっている。北照戦で完投した阿知羅の頑張りと新戦力の台頭が優勝へのカギ。


山梨・山梨学院大付(2年連続5回目)

去年からのメンバーが大多数残っている。当然有力候補に入るが、こういうときに今まで実力を発揮できずにいた。だが、今回は先の高校サッカーで初出場初制覇を果たしたサッカー部に続けとばかりに学校としても盛り上がっているはず。そこに賭けたい。


栃木・青藍泰斗(20年ぶり2回目)

決め手は「真岡工業に例年の力がないのでは?」まず初戦を勝ってというほど初戦は大事。その点で青藍を買ってみた。ただ、今回はすごく悩んだので8強行けば御の字。そこまでにリズムを構築できればそれより上も十分。


茨城・土浦湖北(初出場)

エース・金子の投球次第。報知でピックアップされたのを知り、賭けてみようと思った。また近年の成績が安定しているのと、茨城出身者の友人の話にあったシードの甲子園出場率の高さも考慮に入れた。


新潟・県立新潟(初出場)

第5シードということもあり前評判は決して高くないが、秋に強豪を立て続けに破った実力を評価。主将・伊藤のリードで守り立てることが悲願の初出場のキーポイント。


静岡・静岡(7年ぶり22回目)

掛川西は期待できない、常葉橘も激戦ブロックに入った、また期待したい浜名も常葉橘のブロックに入ったので消去法で7年ぶり22回目の夏出場を狙う古豪とした。


和歌山・智弁和歌山(6年連続18回目)

正直他校に勝機が望めない。向陽・藤田に次ぐ投手がおらず、和歌山商業、市立和歌山などが同一ブロックに入るなど有力どころが泣く状態。前年センバツ出場の箕島も未知数。これではほかのところを強く押すというのが非常に難しい。

さて、このあとは第3弾。一気に行きますよ。