広島市工のグランドにて、沼田高校と岡山県立朝日高校との練習試合が行われました。

第1試合 (8:45~11:45)

広島市工 1-7 沼田

市工 000 000 100

沼田 005 020 00X

▽バッテリー 細川-依田-河合/松本-高畠

▽3塁打 倉橋 ▽2塁打 難波、土屋 ▽ヒット4 (倉橋、中島、難波、土屋)

▽先発・交代 1⑧難波 2⑨木吉-⑨松野 3⑥赤名-⑥前本 4⑤倉橋-②高畠 5③芝田 6②松本-⑤土屋 7⑦中島 8①細川-①依田-①河合 9④林 (丸数字はポジション)

▽代打 久木田、土屋、杉之原

0対0で迎えた3回裏、市工のエラー等で与えたチャンスを沼田がきっちりと大量得点に結びつけた。一方、スコアリングポジションにランナーを進めながら、得点に結び付けられない市工。結果としては大敗を喫してしまった。

7回表、2アウトの後、代打の土屋がレフトオーバーの2塁打を放つ。続く中島がセンター前にヒットを放ち、1点をあげる。守っては、中継ぎの依田は、3回1/3を投げ、打者14人に対し奪三振5、無四死球のピッチングを見せた。


(この試合唯一の得点に結びつくヒットを放つ中島)

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第2試合

岡山朝日 9-0 沼田

朝日 000 000 423

沼田 000 000 000

0対0の均衡が崩れたのは、沼田の守備の乱れからであった。6回まで両チームとも3塁までランナーを送るが得点に結びつかない息詰まる戦い。しかし、7回表、岡山朝日の先頭打者が四球で出塁し様子が急変する。次の打者の3塁ゴロをサードが弾きランナー1・3塁となる。ここでセンターオーバーのタイムリーヒットが飛び出し、その後、沼田の守備がさらに乱れる。結果、ランナーを塁に貯めてはヒットを打たれる悪循環。岡山朝日に傾いた流れを、沼田が早めに切ることができれば、もっと接戦だったと思われた。


第3試合 (14:04~15:57)

広島市工 20-7 岡山朝日

市工 531 1010 0

朝日 001 040 2 (7回コールド)

▽バッテリー 倉橋-中川/高畠-原田

▽本塁打 倉橋 ▽3塁打 景山 ▽2塁打 大西、森田、松中 ▽ヒット14 (土屋4、高畠2、大西2、森田2、松中、倉橋、伊藤、権藤)

▽先発・交代 1⑦田坂-⑦伊藤 2⑧大西 3⑤土屋-②原田 4③松中-③杉之原 5①倉橋-③権藤 6⑨森田-⑥久木田 7④景山 8②-⑤高畠 9⑥林-⑥前本

▽代走 権藤

▽盗塁9 大西2、倉橋2、権藤2、土屋、久木田、伊藤

1・2回表に10安打、6回表に6安打と安打を集中させ、計20得点の7回コールド勝ちとなった。

1回表、この試合2番に立つ大西が、ジャストミートでレフトオーバーの2塁打を放ちチャンスをつくる。続く、土屋、松中、倉橋、森田が連続ヒットを放つなど一挙に5点をあげる。

2回表、大西がバントヒットで出塁すると自らの盗塁と土屋の犠打で生還する。さらに松中がセンターオーバーで出塁したのち、先発ピッチャー倉橋がレフトフェンスを越える2ランホームランを放ち、3点を追加する。

3回表、ピッチャー強襲ヒットで出塁した高畠が、相手の守備の乱れの間に3塁へと進む。ここで林がバント。捕球したピッチャーが1塁に投げると同時に高畠がスタートを切り、1点を追加する。

4回表、2アウトランナー2塁の場面で、森田がレフト前にクリーンヒットを放ち、1点を追加する。

6回表、大西が四球、土屋がヒットで1・3塁とし、権藤の当たりはセカンドゴロであったが、大西がキャッチャーのタッチをうまくかいくぐって生還。この回、景山の3塁打、伊藤・大西・土屋・権藤の4者連続ヒットなどにより、大量10点を奪う。

守っては、先発の倉橋が5点を奪われたものの、5回を投げ、打者24人に対し、四球1、奪三振4と、要所を締める投球。続いて、新入生の中川がマウンドに立ち、2回、打者9人を被安打2、無四球、奪三振2と力を発揮した。


(1回表、レフト前ヒットを放つバッター高畠、3塁ランナーは3安打3打点の森田)

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(6回表を三者凡退とする新入生ピッチャー中川、ショート林)

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(バックネット下に密かに咲くタンポポ)

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