今回の事件の被害者冨田さんのように、地方から出て一人で大学生活をしながら芸能活動をしている女の子なんて、都会にはけっこういる。

冨田さんは警察にも相談し、電話番号も「110番緊急通報登録システム」に登録していたようで、事件発生時に自ら110番通報。おそらく、顔を見知った犯人の男に話しかけられても通報はせず、刃物を手にした襲い掛かられてからの、必死の通報だっただろう。結局1分後?には凶行の目撃者から110番通報があり警察が出動する。冨田さんの携帯電話は凶行時に落ちたと考えられ、署員の呼びかけには応答がないまま10分間通話がつながったままだったという。本当に「なんとかここまでのことになるのを止められなかったか」と何度も思ってしまう、痛ましい事件だ。


自分も、男ではあるけれど、むかし親元を離れて7年東京暮らしをしたことがある。
その後都内を離れた今もそうだが、親とは、そんなに頻繁には連絡をとらない。
「電話してきてよー?笑」と母から言われたこともあるが、
「《たよりのないのはいいニュース》って言うやん」と、あまり連絡しないのを貫いて?きた。
似たような親子も多いと思う。


自分が親元を離れた息子や娘の立場だったら
そんなこと面倒臭いとか、親に心配をかけたくないとかいろいろ思うところだが
今の時代、むかしと比べて格段に便利になっていることもたくさんあるわけで
単身都会で頑張っている若い人たちには、親元を離れても、お父さんやお母さんとLINEのスタンプだけでもいい、送りあえるような親子関係を維持してほしいなあと個人的には思う。

問題は、友達も少なく、親戚や身寄りも少なく、職場などでの人間関係も希薄な若者がストーカー犯罪などに巻き込まれてしまった場合だ。

ストーカー対策の解決についてのウェブページを見つけたので、リンクをはっておく。→ここ

ストーカーにやってはいけないことは、このページによると
相手との従来の接触を断絶すること
警察への通報
嫌われようとする
の3つだ。

「いわゆる脅威のある相手との交渉や問題の解決には、イソップ童話『北風と太陽』が有効とされています。このことは、ストーカー対策の場合にも有用です。」とも、書かれてある。

新しい時代にはどんどん新しいものを駆使して
親子が安心していける世の中をつくったり
きちんと知識を得ることで、自分の不安を「安心」に変えていかければいけない。


この記事が、一人でも多くの人の参考になることを祈ります。

冨田さんも、これからがまた大変でしょうが、頑張ってくださいね。
越えられない壁は人生にない、と信じます。
ネット上などの心無いコメントなどにも、どうか、負けないでください。