おはようございます、院長の中森です♪
今日は前置きなしの本題からです。
放置しておこうとも思ったのですが、下記のようなケースが最近多くて一美容外科医として黙っておけないと思ったので
アップする事にしました。
今日ご紹介するのは目頭形成術(他院修正)の1週間後、1ヶ月後のお写真です。
他院で目頭切開を3ヶ月前にされて
目が寄り過ぎた印象になったとのことで当院を受診されました。
確かに計測してみると目頭間の距離が28mmしかなく、
かなり寄り目の印象が強かったです。
目頭切開は技術的にそんなに難しくないのですが、修正はなかなか大変です。
三角弁を作成して蒙古襞を再形成し、仮固定したあと、座位にて患者様にその位置を確認していただきます。
位置決めをしたらそこに割をいれて固定します。
前医の術前の写真も見せていただきましたが、明らかにデザインミスと思われます。
挙げ句の果てに術後の腫れを軽減させる目的でプラセンタドリンクを買わされていたようで(この苦情も最近多いです。プラセンタドリンクで腫れが抑えられるはずがないだろ 怒)
同じ医療者として絶句してしまいました。
自分自身が完璧だと言うつもりは毛頭ありません。
有名教授でも場合によっては完璧でない事もあります。
【東京の形成外科教授の修正手術のブログはこちらをクリック】
しかし、メスを握るものとして最低限の患者様に対する礼儀というのはあります。
形成外科の素養のないドクターなら最低10例は上席医の手術を見学、その後10例は自分の手術を見てもらう・・・
それくらいの事はすべきではないでしょうか?
4ヶ月に1回程度、東京から上席医に来てもらい、かなりの破格で地域最安値と患者様を引き寄せ、
手術をする。
「患者様は実験台ではないのだ。メスを置きなさい!」
と言いたいところです。だんだん書いているとヒートアップしてきました。
1週間後
1ヶ月後
『広島の美容外科医の中で圧倒的1番の症例掲載数、動画投稿数』
これからも『症例写真第一主義』を貫き、施術を受けたいとお考えになっている方にわかりやすい医療を提供していきたいと思います。


