前回の続きです。

 [ミドルブロッカー]
 山本愛     JT
 井上香織   デンソー
 荒木絵里香  東レ 
 石川友紀   JT
 岩坂名奈   久光

 個人的には内藤・杉山(NEC)、矢野(デンソー)は入れるべきだったのではないかと思ってますが・・・。
ただ、ミドルブロッカーに関しては山本、井上、荒木で決まりかなとも思います。特にミドルブロッカーはラリー中にブロック、クイックで存在感が示せないと、空気の存在に成り下がってしまいます。上記三人はその辺の心配が現状では一番少ないかなと思います。
 石川選手はクイック、ライトへのブロード攻撃、ブロックとそつなくこなす印象ですが、何か一つ強力なセールスポイントが欲しいところです。
 岩坂選手は187センチの高さが魅力。ただライト方向へのブロードが苦手なのが難点。ただ、今シーズンのVリーグの試合を見ていると、例えば前日の試合で左右両サイドへのブロックに跳んだ時、体の内側が割れて吸い込むミスが顕著でしたが翌日の試合ではしっかり修正できる点など、今伸び盛りの選手でまだ二十歳。ここが魅力です。

 [ウイングスパイカー]
 山口舞    岡山
 栗原恵    パイオニア
 木村沙織   東レ 
 迫田さおり  東レ
 石田瑞穂   久光
 狩野舞子   パビア(イタリア)
 江畑幸子  日立
 新鍋理沙 久光
 石井優希   久光 
 堀川真理   東レ

 初選出が新鍋選手、石井選手、堀川選手の3名。そして、誰を推すべきか1番難しい、悩ますポジション。
 
 まだ二十歳の新鍋選手の売りはサーブレシーブ。実質1年目にも拘らず(昨シーズンはピンチサーバーで2試合のみの出場)今シーズンのサーブレシーブ成功率は6位、リベロ選手を除くと堂々の1位。スパイクも2レグで相手チームの対策で決定率も落ちましたが、その後持ち直してレギュラーポジションに堂々と定着。

 石井選手は19歳、179センチの高さでサーブレシーブをそつなくこなせるのも魅力ですが、個人的にはスパイクが売りかなと。特に手首を返してインナーにスパイクを打てるのはバレーボール経験者から見れば羨望のテクニックです(他に、このテクニックを使っているのは木村沙織のみだと思う)。それとスパイクジャンプが真上に跳ぶ感じでなく、若干前に跳ぶブロードジャンプなんでバックアタックは更なる可能性が持てます。

 堀川選手はこの春高校を卒業したばかり。180センチの高さでサウスポーと言うのが魅力。そして高校時はツーセッターシステムでセッターもこなしていたバレーセンスが目を引きます。

どの選手を推すかはまた明日か、明後日に。

 先日、バレーボール女子の全日本代表候補の24人が発表されました。初選出は6名。 
今年は秋にはワールドカップ、来年はロンドン五輪と迫って来ていますので
 独断と偏見でありますが、各ポジションごとに見ていきます。

 [セッター]5名
竹下佳江  JT

中道瞳    東レ
松浦麻琴  NEC
中大路絢野 鹿屋体育大学
宮下遥     岡山

 初選出が松浦と中大路。19歳の中大路と16歳の宮下はロンドン五輪後、ポスト竹下としての期待での選出だと思うんで、実質的に竹下・中道・松浦の3人から2人に絞ることですね。
そして竹下が基本メインセッターと考えると、中道・松浦のどちらかです。
 個人的に松浦選手の評価しているのはリストの柔らかいハンドリングと、センター線を積極的に使う点です。特にリストの柔らかさは相手のブロッカーには厄介で、特に両サイドへのトスアップはリードブロックと言えども対応が遅れやすく振られやすいです。
 一方中道選手は個人的な見解ですが、日本人女子セッターの中でバックセンターからのパイプ攻撃でのトスアップのテンポは一番速い(低い)です。まだセカンドテンポですが、その先を期待できます。トスワークの技術は1級品で、特定のアタッカーにトスを集めすぎる部分が課題か。

[リベロ]4名

佐野優子  イトゥサチ=アゼルバイジャン
井野亜季子 NEC
濱口華菜里 東レ
座安琴希   久光製薬

 佐野、井野のはもう代表の常連。濱口もリーグを代表するリベロ。そして初選出の座安。
4人ともレシーブ技術の高さは甲乙付けがたいです。ただ、コースへの読み等の経験を考えれば佐野・井野・濱口が頭一つ抜け出していると思われがちですが、レシーブにプラスαを求めると評価が違ってきます。
後衛プレイヤーに求められるのはファーストボールのレシーブ力にセカンドボールの継ぎ、つまり2段トスと考えると初選出の座安がクローズアップです。

 座安は久光製薬に入部前まではセッターでした。そのためトスアップの技術は確かなもので、Vリーグの試合を見ての印象は離れた場所からの2段トスのみならずアタックライン手前位置からのトスアップは大きく評価するべきです。特にセッターがファーストボールをレシーブ等した際に、アタックライン手前からのトスアップでレフトへ低めのオープンを上げれるのは大きな武器です。
 
リベロ4名に関しては横一線で誰が選ばれてもおかしくないと思います。

 ミドル・ウイング・オポジットは次回に。


 10日余りが過ぎました。まず、このたびの東北地方太平洋沖地震におきまして、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。重ねて、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に深くお悔やみを申し上げます。

 これを受けて多くのスポーツ競技・ライブ、コンサートの開催の中止・延期が発表されました。
 スポーツ関連で言えばJリーグは4月29日での再開を目指して調整していくようです。ただ、震災の影響を受けたJ1の仙台・鹿島、J2の栃木・水戸はスタジアム・クラブハウス・練習場等の復旧が間に合うのかの不安はよぎります。
 バスケットボールの女子Wリーグはプレーオフ決勝は打ち切り、男子JBLリーグはリーグ戦残り24試合とプレーオフの打ち切り、男子bjリーグでは仙台・埼玉・東京の3チームが活動休止で残りの東西13チームでリーグ再開。しかし、秋田・新潟はその後の状況次第で判断の考え。
 国内女子ゴルフツアーも3月開催分は中止、フィギュアスケートの世界選手権も延期。名古屋女子マラソンは中止、4月の長野マラソンは協議中。
バレーボールのVプレミアリーグ・チャレンジリーグはリーグ戦打ち切り、プレーオフ決勝リーグも中止。そしてプレミアリーグ下位チームとチャレンジリーグの上位チームの入れ替え戦チャレンジマッチも中止。

そんな中で開幕を今月25日に控えていたプロ野球。パ・リーグは4月12日に開幕を延期。これは妥当な判断だと思います。まず被災地仙台に本拠地を置く楽天球団のクリネックススタジアムの復旧、被災地のライフラインの復旧がまだですし、周辺地域の被災状況も考えないといけません。マリーンズ、ライオンズは計画停電の中でスケジュールを進行していかなければならないですし、QVCマリンフィールドも液状化現象による球場周辺の修繕の時間が要ります。
12日以降の開幕繰り下げも考えられます。

 そんな中でセ・リーグ。震災の影響は皆無として25日開催の決行は常識外れというか、怒りと呆れさせる感情を持たざるおえません。そして世論・政府の反発を見るや、4日後の29日の開幕に変更・・・。何でしょうか、呆れて物も言えません。
 本当に、この状況下横浜、神宮、ドームで試合をしていいのかと言う答えは7時間の協議で決めてはいけないでしょう。3日4日議論して、様々な施策思案を持って答えを出すべきだった思います。
 現実問題、福島の原発もまだ予断が許されない状態。行方不明者も届け出が出てる数が未だに1万人強。ライフラインの断絶、食糧不足でギリギリの生活を送っている人々多数の中で開幕して、どれぐらい元気と希望を与えられるのか?
 本気なら被災して避難生活している人々すべてにセ・リーグがラジオ1台ずつ支給する覚悟がいるべきです。

 今、被災者の方々に掛けてもいい言葉は「頑張ってください」ではなく、「頑張ろう、いっしょに」だと思います。

 確かにこの状況だからこそ被災の影響を受けてない人は被災した人の分、経済活動を止めてはいけません。前に進めないといけません。ただ、それは背中を見せたまま先に進むことではないと思います。後ろを振り返りながら心配し、元気になればすぐに追いかけて来れるように歩きやすい走りやすい道を切り開き作っていくことだと思います。

 プロ野球と言うのは日本を代表するエンターテイメントスポーツです。ここから発信できるメッセージも大きな影響力が有ります。
 今、NPBがここで見せるべきは助け合う姿勢、支えあう姿でした。
 それがセ・パ同時開幕だったと思ってます。だからこそセ・リーグにはパ・リーグといっしょに開幕できるように歩み寄りが欲しかった。



ただ、救われるのはプロ野球選手会は同時開幕を望んでいることです。最後のミラクルに期待したいです・





とりあえず最初のブログはこんなテーマから。


 僕がここ十数年買っている雑誌に「Number」という文芸春秋社が発刊している総合スポーツ誌があります。この雑誌、各号毎に特集するスポーツ媒体等が異なるので自分が気になった号だけしか買っていないのですが、それでも手元にあるのは数えてみると180冊近く有りました。

それなので、適当に?思い出に残る「Number」を随時紹介していきたいなと、思い最初の一冊目は、
Sports Graphic 「Number」 327号
完全版・カタール終戦記録
 

表紙は中山雅史のシュートを打つシーンですね。この号が初めて買ったNumberでした。
サッカージャーナリスト大住良之氏の書かれた、「夢の終わり、真実の始まり」があの頃の記憶を呼び戻させてくれます。少し記事を抜粋します。

 あと10秒だった。
 あと10秒で日本はイラクを2-1で下し、追いすがる韓国を退けてUSA94への切符を獲得するところだった。あと10秒で日本サッカー七十数年の歴史に新しい1ページを加え大きく飛躍していくきっかけをつかむところだった。あと10秒で・・・・・・。
 アルアリ・スポーツクラブで声の限り応援していてサポーターたちだけでなく、テレビで見ていた数千万の日本人、そして日本チームの選手、オフト監督自身も、その瞬間に起こったことに目を疑っただろう。
 後半45分ちょうどの右コーナーキック。短くつながれて日本ゴール前に送られたボールは、次の瞬間、日本のゴールのネットを揺るがしていた。「サイドネットでは?」「何か反則は?」。藁にもすがる思いでレフェリーを見たが、主審はセンターサークルを指し示すだけだった。
 たった10秒で、日本サッカーの大いなる夢は終わりを告げた。


あと10秒、あと10秒で天国から地獄へ。あのとき、最後の最後に日本のゴールネットに吸い込まれていくかのように見えたボールの刹那を忘れらる日がくるのだろうか?フランスワールドカップ予選までの4年間が果てしなく長く、4年も待たなければならないのかと、テレビの前で打ちひしがれた瞬間でした。

「あと10秒だった」、ものすごく重い言葉ですね。


思い出しノート