1998年築の我が家ですが、既に24年目になり、いろいろとガタがきています。
先日、壁クロスの隙間補修しましたが、今回はトイレの「ボールタップ」交換です。
ウォシュレットは過去に1度交換していますが、便器そのものは新築当時のものなので、24年使っています。
今回の問題は、トイレを流した後に「チョロチョロ」と水が止まらない...症状です
ロータンクの蓋(手洗器)を開けてみると、ボールタップ付近から水が出ています。 しかも、結構出てるし、水道代が心配です。
通常であれば、タンク内に水が溜まるとフロートが上昇して水を止める構造ですが、パッキン不良もしくはフロートそのものが故障しているのでは?と推測しました。
まずは部品探しです。パッキン交換が一番簡単で安上がりですが、フロートそのものが故障している可能性もあり、そうなればパッキンだけ購入しても無駄になるだけです。
我が家のロータンクは松下電工製 CH4201LF 手洗器付。タンク向かって右側のステッカーで型番を特定しました。
Panasonicのホームページで標準装備のボールタップは型番:CH49008B7K1 と確認、しかし既に廃盤となっており、型番: CH49008B7K が後継として販売されているようです。
ここは田舎なので、近くのホームセンターで販売されているハズもなく、ネットでいろいろ検索しましたが、パッキンも良く分からず、ボールタップ本体を扱っているショップも見つかりません。
専門の水道業者さんにだけ卸している可能性もありますが、私はそんな関係の仕事ではないので、難しい...
そんな感じで、あれこれしているうちに、カクダイ製の「マルチボールタップ 662-312」にたどり着きました。
「これ1つで ほとんど のメーカーのロータンクに取付けできる!」とパッケージに明記されていますが、結構曖昧な表現ですね
我が家のロータンクが、この ほとんど に該当するかは不明ですが、3,000円程度なので、Amazonさんでポチリ。
さすがのAmazonさん、うちのような田舎でも翌日配達(プライム会員)です。
今の物と少し形は違いますが、説明書もわかりやすく記載されています。
タンクの蓋を開けたらこんな感じの...カビまみれ... 何十年も使っていれば、当たり前です。
説明書に沿って作業すれば、交換自体は簡単です。
但し、スパナとプラスドライバーぐらいは必要です。あと、給水管を外す際に水がこぼれるので注意して下さい。
まずは、これまでのボールタップを外し...
新しいボールタップに交換 + 少しカビ掃除して
手洗器の吐水口にジャバラのパイプを接続して、出来上がりです
給水管とボールタップを接続する際はボールタップがプラ製で、余り力入れると割れそうなので、慎重に。
タンク内のまわり(段になっているところ)はコーキングのようなものが塗ってあるので、コーキングの目地に入り込んだカビはどうしようもありません。
タンク内の水はトイレに流れて行くので、そんなに神経質になる必要はなく気持ちの問題です。
今回もできる範囲で、拭き取りました。
修理と一緒に掃除もしたので、所要時間1時間程度で作業完了。
ボールタップを交換したら、「シュッ」って勢い良く水が止まりこれまでの「チョロチョロ」も聞こえなくなり、スッキリです
我が家のロータンク 松下電工 CH4201LF 手洗器付 も、このボールタップの ほとんど に該当したようです。
水道屋さんなら、15,000円から20,000円くらい掛かりそうですが、3,000円程で済みました。
こういう汎用性のあるパーツが販売されていると、うちのような田舎では自分で修理できるので助かります。
同じような事象でお困りの方の参考になれば幸いです。