奈良ホテル
西の迎賓館として創られた奈良ホテル。
設計は辰野金吾。
奈良博物館が古都に調和しないと不評だったためこのホテルには強く和風が求められた。
辰野も片山同様西洋建築を専門とする建築家だったけれど
イギリス留学中に自国の建築ルーツを知る大切さを指摘されたことがあり、その経験がここまで見事に和風と洋風の融合をさせたものを創ることができたのではないかと想像する。
奈良ホテルは緑がこんもりと繁った丘の上に建っている。
坂道を上がり初めて目にした建物からはおおいかぶさるような迫力を感じた。
それは4年前のことだが今でも言葉で言い表せない力を感じたことはすごく印象に残っている。
迫力のある人が創るものには迫力が宿る。
竣工 1909年(明治42年)
所在地 奈良県奈良市高畑町1096
設計 辰野片岡建築事務所
構造 木造2階建て


