せんだいメディアテーク | Hiroshima21 Blog

せんだいメディアテーク

今日の中国新聞に広島市民球場のコンペの審査委員長をされる伊東豊雄氏の記事が載っていた。
記事の中にもあった「せんだいメディアテーク」、これは私が住宅以外に初めて興味を持った心に残る建物。
「新建築」という建築の専門雑誌を初めて買ったのもこのSMTが表紙に載っているもの。

新建築


白いチューブががしっがしっと柱のないこの建物をささえるように建っている。
黒い壁や黒い天井黒い階段・・・ガラスを通し透けて見える黒がちりばめられた内部に浮かび上がる白いチューブは骨のようにも見える。
写真で見ると怖いくらい力強く、それでいて浮遊感があり、現実感のない建物。



せんだいメディアテーク


こんな特出した建築なのに、不思議なほど街に馴染んでいたことは予想外の驚きだった。
歩き、座り、語り合う、さまざまな表情のさまざまな行動をする人々が白いチューブとともにガラス越しに見える。
この人々が現実感のなかった建物に息を入れたのではないか。
ガラスに映る街路樹のけやきも一役買っている。




せんだいメディアテーク


せんだいメディアテーク


せんだいメディアテーク



売店で買った
『UNDER CONSTRUCTION』畠山直哉+伊東豊雄
世界を驚嘆させた現代建築「せんだいメディアテーク」誕生までの1000日間の写真記録
の本はおすすめBOOK。
設計そして施工その他の多くのエネルギーの集約を感じ取れる。
オープンする前と後の建物の表情の差も興味深い。


本



せんだいメディアテーク
設計:伊東豊雄/伊東豊雄建築設計事務所
所在地:仙台市青葉区春日町2-1
敷地面積:3,948.72
建築面積:2,933.12
延床面積:21,682.15
竣工:2001年8月