牧野冨太郎記念館 | Hiroshima21 Blog

牧野冨太郎記念館

高知県の牧野富太郎記念館へ行った。
内藤廣さんの作品を見学するのは海の博物館、ちひろ美術館と3つ目だ。
海の博物館(1992年)はよくわからなかった。
ちひろ美術館(1997年)は違う気がした。
でもでもここ牧野富太郎記念館(1999年)は感動した!!
牧野記念館1
3つに共通する力強い木組の天井。
内藤建築そのものだ。
もう言われなくてもわかる。(←えらそうに・・・)
今までうるさいと感じて好きになれなかったこの木組みがここでは素晴らしいと興奮した。

建物がそんなに大きいわけではないのに伸びを感じる。
伸びという感覚を私はとても大切にしていてそう感じる建築が好きだ。

広い植物園の中での建物配置も素晴らしい。
緑豊かなこんもりとした森の中に浮かび上がるふたつのうねりのある屋根は
ダイナミックで美しい。
海の博物館でも木木の中で単純な切妻が点在する様は美しかった。
複数個の建物をうまく配置しつなぐことも内藤建築のお得意の技だと感じる。牧野記念館2



『人生まれて酔生夢死ほどつまらないものはない。
 大いに力めよや吾人!
 生きがいあれや吾人!
 何よりも貴き宝。
 持身には富みも誉れも願わざりけり。』

「牧野冨太郎自叙伝」より。



所在地:高知県高知市五台山
設計:内藤廣建築設計事務所
種類:博物館
竣工:1999.11
敷地面積:44,596.30
建築面積:5,683.73
延床面積:7,362.26
構造:RC造(小屋組 集成材+鉄骨)地上2階