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広島山稜会のブログ

西中国山地を歩いて65年

 ・第1845回  令和7年1月18日(土) 新年登山  二葉山

     

l  コースタイム

 健脚 組 :牛田山縦走者  

      8:00東区スポーツセンター発→神田山→牛田山→尾長山→10:30二葉山(合流)→東照宮→12:00昼食会場(三国団)

シニア 組       

     9:30広島駅北口→東照宮→奥宮→10:25二葉山(合流)→昼食会場 

 

 新年登山は昨年と同様 二葉山。

健脚組と私たちシニア組4名と二班に分かれての出発。 雲一つない快晴に恵まれ、二葉山の平和塔(仏舎利塔)に ほぼ 同時刻に到達。

シニア組は東照宮経由、健脚組は尾根道沿いに下り、それぞれのコースにて東照宮に参拝。

東照宮では会員の皆様の健康長寿と安全登山を祈願、そして世の中が平穏であれと念じ参拝する。

 東照宮から奥宮に通じる参道(登山道)は、500段の石段に120数基の朱塗の鳥居が寄進され、それぞれの安寧を願って祀られている。(お稲荷さん)

 奥宮から右沿いに山道を辿ると、周囲は木立の繁茂する尾根道、 特にシリブカガシの群生林に覆われ、秋には多くの実が落ち 小鳥たちが集い 囀りの心地良い裏山となるであろう。

 程なく、木立の隙間から二葉山に建てられた“平和塔”が覗く。これこそ広島が希望する平和のシンボルである。

 平和塔の周囲には、今 暑さ寒さに強いユッカランも咲いている。

平和塔では人類の恒久平和を念願し、史上最初の原子爆弾の犠牲となった方々の冥福を祈る。

ここからは三角州の広島が大きく広がり 原爆で廃墟となった広島の復興と発展に思いを馳せる。

その望む先には、私たちの歩いた、愛する瀬戸内の山々を望み 又、何時かはそれらの全ての山を制覇したいものである。

その後 駅前に集合、全員で今年の初登山を祝い 美酒 美食で乾杯をして解散しました。

その後、もう少し歩きたく、尾長山に挑戦、広島女学院大学に下山、新年のシニア登山とした。

 下山時 思うに、 里山の山道は多くの山愛好家が歩くこともあって、YAMAPのルート図にない道が派生し Y字路の山道が幾方向にも作られ迷路の感がありました。

 今日は 幸いにも道迷いはなく 安全に無事下りることが出来ました。

さて、”人生は生きているだけで丸もうけ 新しい年の幕開けに 大きなエネルギーを二葉山で貰いました。” 今年もよろしく。

 

120数碁の鳥居の前で


二葉山山頂です

二葉山より発展した広島市と周辺の山々です