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広島山稜会のブログ

西中国山地を歩いて65年

第1850回例会山行  中野冠山

                   令和7年4月6日(日)

 

コースタイム

大利原中野冠山登山口9:16→10:18 916mピーク10:25→10:59中野冠山12:06→12:43大歳神社

 

 大利原から中野冠山への例会登山は3回目である。今年は寒い日が続いたため花を見ることはできないと思っていたが、まさにその通りであった。登山ルートは3年ぶりに歩くので荒れていないか心配であったが、歩きやすかった。地元の人が整備されたのであろう。天気が良ければ標高916m手前から恐羅漢方面が木々の間から見えるのであるが今日は見えない。916mのピークを下っていくと残雪が現れる。リョウブの林があり、葉は出ていないが気持ち良く歩ける。ここを過ぎると急登となりゆっくり歩く。ここを登りきるとすぐに中野冠山山頂に到着する。山頂からの展望は前方に天狗石山、後方に掛頭山その後ろに恐羅漢方面がかろうじて見える。今日は三瓶山や大万木山等は霞んで見ることはできなかった。ここで少し早かったが天狗石、高杉山を見ながら昼食とした。昼食後は才乙登山口に向かった。頂上付近は登山道上に意外と多くの残雪が残っており雪を避けながら歩いた。尾根の左右の谷には多くの残雪が見られた。下山は40分余りで才乙登山口到着である。

 今回は花を見ることはできなかった。イカリソウの葉はたくさん見られたが、花芽も見られなかった。また916mのピークから下ったところにあるヤマザクラも咲いていなかった。今年は花の咲く時期が2週間くらい遅れているようで残念であったが、登山者にあうこともなく、ウグイスの声を聴きながら静かな登山を楽しむことが出来た。

 

よく整備された登山道です

916mのピークです

リョウブの林です

ここを登ると山頂はすぐです

山頂から天狗石山方面です

今日のメンバーです

下山を始めたら残雪が・・・・・・

才乙登山口です