武道である空手では、技の習得ともに礼節の大切さも指導します。
極真会館では、入門したら最初におそわるのが「押忍」という挨拶でもあり、返事でもある礼儀作法です。
「押忍」という言葉のなかには、「尊敬」「感謝」「忍耐」などの心が込められています。
このような精神論的なことは、いろんな経験から学んで身につくものなので、子供たちに説いてもなかなか理解出来ないとおもいます。
武道の稽古では、かならず稽古の前後に正座をして黙想し挨拶をお互いにすることを毎回繰り返します。

この習慣付けこそが、礼節の意味と大切さを理解させることに繋がるのだと思います。
この習慣が当たり前になれば、生活習慣も自然に整い、礼儀正しい心や人間性を養うことに繋がるのです。
今では、挨拶がちゃんと出来る子は褒められますが、日本人としては当たり前のことなのに、身についた所作として当たり前に出来る子供が少なくなった、習慣付けをしなくなったからに他なりません。
道着を綺麗に着ることが大切なのに、高価な道着を身に着けることに価値観を置いたりすることが「形から入り心に至る」ということではありませんね。
心という目に見えないものを整えるには、意味や理念のある「形」を整えることが大切だと思います。
これからも、子供たちには時間はかかりますが形の意味や大切さを伝えて行きたいと思います。






