・二日目

 二日目は、分光光度計を使った吸光光度法です。

 前回のブログで確か、「金属にはppmはない」と書きましたが、あることを思い出しました。講師の先生が「蒸気圧がない」と言っていました。

 吸光光度法は、「六価クロム」をジフェニルカルバジドで発色させる方法でした。

 この手法は、排水とか、河川水とかに「公定法」として使われる一般的なものです。

 しかし、今回の講習で、昔から自分の中で懸念されていたことが解決しました。

 それは、「ジフェニルカルバジドでの発色は、クロムだけを発色させているわけではないこと」です。

 このことは、先輩からも聞いていて、JISにも、鉄やバナジウムに関して載ってはいます。わたしは、そのことに関する、論文というか、報告みたいなもので良いからと探していたのですが、この講習の先生が、その文献のコピーを資料として提供していただきました。ちなみに1976年の文献でした。見つけられなかったわけです。

 発色での「六価クロム」の波長は、JISでは540nmですが、この講習では543nmでした。この波長は、この後の試験に出ました。

 この発色方法を「バナジウム」についても行いました。時間がたつにつれて、どんどん退色していく様子を、分光光度計で確認するために行いました。この場合のバナジウムの色は「黄色」でした。それでも「543nm」で結構な波長の吸収がありました。JISに書いてあるとはいえ、初めて見ました。勉強になりました。

 これも同じように、検量線をつくり、検体の濃度を特定し、穴埋めレポートに書き込んで、先生に「OK」をもらったら終了です。

 この吸光光度法は、要領よく進めてしますと、早く終わってしまうようなので、先生からゆっくりやるように言われました。


 このあと、筆記試験があります。