捏造報道とは? 


昔しは‥ テレビや新聞報道を信じているとか? と、言うより、テレビ放送を含むマスメディアに疑問は持ってなかった。


まぁ〜 起きた事件とか‥ 政治で決まった事など、間違った報道をしようが無い(出来る術が無い・しても利益にならない。)そう思っていたからである。


しかし、最近はインターネットが発達し、色々な情報がそこへと発信されて交差(正・逆)する時代となった。

 

メジャーなマスメディアで報道される事に疑問をもったり反対意見(見方)をするような情報発信者も多く見られる。


そんな事が色々なWebコンテンツを視聴していると自然と耳に入る。


その内に信じられるのは誰か?  とか、自分(俗な人間)ですら〜 少しは色々と考えるようになってくる。


以前だが… テレビ局の制作映像に対し、特定の番組内容に悪意の捏造報道が有ったのでは?  と、言う…  疑惑に対して、放送局へ対してとある議員による国会での質問が行われた。(国会中継で放送された。)


N○K(公共放送)のドキュメンタリー番組の中で外国人炭鉱労働者を扱ったドキュメンタリー映像(番組)である。(長崎県の軍艦島を扱った内容。)


その件に関してのコメント(論評)を行う、同じ頃(当時)現役でN○Kに在籍(上記番組撮影者では無い。)をしていたテレビカメラマンのインタビュー動画を YouTube で目にした!(偶然見つけた。)


彼は上記疑惑の制作(撮影)とは直接関わっては無い同僚のカメラマンである。


上記事件に対しても一般的な局のカメラマンの立場として彼は色々な事をインタビュー内で語っている。


特に心に響いたのは…


自分でもおかしい?  と、思えるような映像(やらせ!)を撮影していた事実も今まで多数有って、「その事を反省している。」と、言う…  言葉が彼の口から出た事である。


現役中は似たような職業であった自分(筆者)も、今まで数々の撮影を行って来た。


テレビ番組制作など(特に報道に関するような〜)には直接は関わって来なかった。


なので、上記のような切実な経験は私には無い。


それは返って運が良いのか? 


まぁ〜 皮肉な事だが、撮影の腕も悪いのだとは思うが、そんなに僕の撮影技術はアチコチで必要とされる事もあまり無かった。


案外自分の意思で自由に撮影が出来る(ディレクター兼カメラマン)ような仕事(PV・CM・再現ドラマ)しか現役中に自分には回ってこなかったのである。


そして、後期は映像中継専門の会社にいたので… 


ありのまま(そのまま)の中継映像撮影にしか関わってこなかった。


なので‥


おかげで自分の場合はまずいような不道徳な映像を撮ってしまったという過去への反省は無い。


まぁ〜 遠い記憶なので絶対では無い。


カメラマンとしてはそのおかげで事実全く成功をしていない。


良い映像が撮れたか?  そうで無っかったか?  と、言うことは別に(賞賛・反省)して…  


撮った映像(被写体)の事で悩む(罪悪)事も今まであまり無かった。


しかし、テレビ局に制作(ドラマ制作進行)としてもフリーで出入りをしていた時期がドラマ撮影(制作)の勉強ためび若い頃に数年有った。


なので、冒頭のNHKカメラマンが告白したような‥  テレビ局の制作の闇(システム)は多少は理解はしているつもりである。


局のカメラマンでも報道やドキュメンタリーなどの撮影では恐らく安易に真実をねじまげたり捏造映像を撮影したりはしないと思うが!?


何を撮って下さいと指示するのはディレクターの権限である為に、自分の撮影映像が制作物の中でどういう意味で使用されるか?  とか… は、案外カメラマンから見れば不透明な部分が存在する。


多分、そう言う事(大丈夫か? とか、疑問を持たない‥)に慣れない事が重要である。


詳細(概略は聞かされていても‥)を全く解らないで撮影する場合もある。


カメラマンの仕事はディレクターがイメージする(指示する絵)ことを、どう上手く撮れるか? と、言う事が…  が、仕事であるからだ。


「○○チャン、良い絵だネ!!」見たいにディレクターが言うのをカメラマンは目的(目標)に仕事をしているのである。


テレビ局の制作形態を考えると、ドキュメンタリーような制作体系においてはヤラセ等の捏造映像には間違い無くカメラマンの意思(意識)が全然絡んでいないと言う事はあり得ない。(経験からの筆者の個人的な意見です!!) 


つまりは、捏造映像だとわかっていていても業務上で撮らねばカメラマンは食べて行けないと言う現実が社会に存在するのである。


そんな場合は誰の責任が一番重いのだろうか?


どんな理由があるにしろ‥  間違い無く、関わった制作関係者と、それを管理している組織(テレビ局)を含む全員である。


「俺は発注されて理由もわからず撮ったので関係無い!!」と、言う事は…  通用しない。


そう言う経験が過去に有ったという後悔がその YouTube に出演したカメラマンには多分あったのだろう!?


今でもテレビ局の番組制作の不祥事(やらせや事実捏造報道・公序良俗に反した不適切内容の報道)が絶えない事実から〜 そう言う事(事実)が見えて来る。


まぁ〜 現代社会における利益至上主義と言う考えと、テレビ局(報道)ような仕事は理念を切り離して(利害関係で外部に忖度や配慮をしない。)もらいたい。


しかし、広告収入(スポンサー収入)から成り立っている民間のテレビ局やマスコミは実際には難しい不可能なことなのであろう。


そう、社会システム(民主主義において礼儀正しく公正な経済活動を行う。)は矛盾(破綻)しているのである。


放送局のシステム上で他の局とは運営(システム)が一線を画すN○Kさへ…


まぁ〜 経済関係以外の癒着(利害や命令)も多く疑われている。(…… 総務省・外務省とのとの忖度!!)


なので、それらを(正しい正確な事実の報道)考えることすらあんまり意味をなさない難しい問題なのである。


で…


何をこのブログでは言いたいのか?

と、言うことだが…


カメラを回す!(撮影)という行為に対して、真摯に向き合って、過去を反省している YouTube (出演)のカメラマンの方へ僕はその勇気に敬意を評したいのである。


一個人のカメラマンとして中々出来ない事である。


反省してその当時の内情が元内部関係者から暴露されたからと言って直接事件に関わって来た訳では無くあくまで一般論なのでN○Kの行為が黒であると言っている訳では無い。


それでも当事者放送局そしきには反省して欲しい。


あの国会中継での答弁内容や対応があまりにも真摯的では無いからである。


また、その下(報道局組織)で番組を直接作るディレクターや制作スタッフ及び技術者にも他人ごとに思わず責任転換せず総てにおいて正直に物事を反省をして欲しいと願うのである。


面白い番組(映像コンテンツ)を視聴者は望んでいる。


テレビ局組織も高視聴率が欲しい。


だが…  物事を伝えると言う使命はそれだけでは無い。


そのカメラマン( YouTube で告白したカメラマン)はもう年齢も80歳を過ぎている物凄いくらい僕らの大先輩である。(全く知らない人ですが…)


YouTube に出演したのは現役を降りた(過去)からとの事も多少はあるとも思う。


それでも、社会的に今問題となっている事に、自分が関わって来た職業(同じ局の同僚の問題として…)として局の姿勢に疑問を呈したのは勇気ある事である。


自分の行為の誤ちを認めて、社会に謝罪する行為は大変素晴らしい事だとそう強く思う。


最初に取り上げた国会中継での放送局側が疑わしくも、確実な「悪」だとは言い切れ無い(法律と言うよりも社会倫理的な問題の要素)部分も有る為‥


例へ著しく、疑わしくとも‥ 結論を付けることは現時点では安易には出来ないが!?


何処かに間違いが起きていて誰か(社会)に著しく弊害や不利益を与えてる場合は、組織の大きさや立場(性質)にかかわらず、誤りを正し・訂正し・謝罪をしなければなら無いのである。


今回問題提起した議員は国益にかかわると発言している。


では、本題です。


上記話しの国会中継のやり取りを見ていると‥


議員の追及質問(事実捏造偏向報道)に対して某局側の回答は…


「行為(捏造演出)について調査中ですが、現在までの調査ではそのような実事は認められていません。(要約)」と、言うような‥  


まぁ〜 言い直せば‥  


捏造事実が有った🦆? だが、有ったと言う証拠は自主調査においては出てこなかった。 と言う‥  歯切れの悪い、いい加減な内容です。(公共放送と言う特殊な都合上外部調査を真摯に受け入れる事は出来ない。)


そして、その後の質問にも全く同じ事(書面を読む‥)の繰り返しの回答であった。


「何時になればその調査の結論(結果)が出るのか?」


「捏造報道の証拠事実が複数あるが、それについてはどう局側は考えているのか?」


と言う‥ 議員の質問に対しても!?


何故か? やっぱり同じ回答で、直接の行為の内容についてには全く触れられませんでした。


上記のような、国会の質疑応答では発言(回答)した事に悪意(嘘)のある発言をした場合には、虚偽罪で犯罪になってしまう可能性が有る為に、イザと言う時に差し障りの無い回答が実際に国会質問の回答では現実多いのである。


なので回答側は例え別な事例でも殆ど上記と同じような似た内容の回答が多い。


有名なものは「記憶にございません。」「現時刑訴中(捜査・調査・裁判)の事案の為に議員のご質問にはご回答を控えさせて頂きます。」「公的組織の内部機密に関わる事案なのでお答えは出来かねます。」


まぁ〜 いい加減な事を適当に答える訳にもいかないのは十分にこんな私でも理解は出来るが‥  


上記のように答えておけば新事実等の不測の事が後に新証拠として出たとしても、私は前回の答弁で虚偽の発言はして無いので偽証の罪には問われ無い。と言うような内容なのである。


上記のような回答では問題解決は一向に前に進まない事は解っている。


質問に対する回答としてあまり意味の無いやり取りなのである。


そう言う意味では‥   


道理を説いて素直に理解しようと努力するような〜 ピュアな小学生達の方がよっぽど国会での回答者よりも、立派だと私は思うのである。


悪意の無い場合例え間違いがあってもそれに気づいて間違いだったと謝ればそれはそれでも立派なやり取りであろう。


まぁ〜 自分の事を棚に上げて(僕は何においても非が全く無い人間では無い。)の話しではある。


そこで言いたいのは‥


そう言う傾向形成されている現代社会のシステムにおいて子供達のイジメを防止する。


イジメの対策を立てて予防(教育)する。


実際にイジメが起こった場合はそれらの行為に対して指導教育する。


そんな事は現代社会の中でまともには出来ないと感じるのである。


現実世界(社会)でもそう言う感じでは無いだろうか? (実際イジメは少なくならない。)


イジメを受ける小学生、イジメを行う小学生、それら監視や防止する先生(教員)や親達、も… 


そう言う意味では、同じような社会の風潮へと巻き込まれて困っているのでは無いだろうか? (※誤解の無いように‥ 全てそうでは無く、そうで無い方も沢山いらっしゃるとは思います。)


大人の一人一人(社会人)が問題から逃げない目を背け無い。


そして自分達の利益よりも問題の核心(真実)を精一杯に重視する。


青臭と言われるような事ですが、難しい事(問題)だとも正直思います。


自然の中に入って野生動物達を観察していると‥


人類が滅ぶ事が将来有るなら恐らくそう言う事が原因であると私は感じます。


地球上に人間がいなければもっと地球の生物体系は長期間安定する。(タラレバですが!?)


チョット、スケールの大きな… とてつも無い話しになってしまいました。


しかし、それらは真剣に考えなければならない事だと私は切実に思うのです。


まぁ〜 今日の時点ではもう既に遅いかもしれ無い?


しかし、それでも諦め無いのが我ら日本人です。


私はそう思うのです。