先週の日曜日も土曜日に続いて美術館・ギャラリーまわり。
久しぶりに早い時間から廻りました。

上野東京都美術館 新洋画会展

公募展ベストセレクション2012

ギャラリーアートコンプレックスセンター アニマルプラネット展

ギャラリーKINGYO Derby展

HIGURE17-15cas 市村朋子展

数は少ないけど閉まる時間に合わせて行ったり来たりでした。

まずは新洋画会展、新宿の絵画教室に来ている生徒が大賞を取ったというので、僕もうれしくなって御祝いを含めて見に行きました、よく展示をしている方なのですがタイミング悪くいつも行けなかったりしたので今回はじっくり観賞。
具象系の会で抽象画を出品するのは勇気がいったと思うけど、素晴らしい結果がでました。
授業の時の話やテクニック、アイデアなどもうまく取り入れて、インパクトのあるよい絵に仕上がってました。
絵画教室でなかなか抽象画を教えてくれるところって無いですからね、といっても僕もいつもいい刺激をもらってますから教えているようで教えられているようなものです。

そのあとは同じ都美術館でやっていた公募展セレクション2012、に入ろうと思っていたら中美の講師仲間の常田先生にバッタリ、ちょこっとだけ授業の様子を話しました。

公募展ベストセレクションは、名だたるベテラン作家さんたちの作品が見れてなかなか見応えのある展示でした。
団体の顔や旬の作家さんが選ばれたという今回の展示、公募展の活性化のための企画ということで今後どんどん活性化していってほしいですね。
この中から選抜して来年に都美セレクション新鋭美術家展をやるそうです。
カタログも買っちゃいました、勉強になるなあ。

その後、アートコンプレックスセンターへ、動物の楽しい作品がいっぱい。
友人レイズンさんと新宿教室の他の先生に習っている田中さん(二人は友達同志)の二人に会いに。
レイズンさんは展示でいろんな人に色々と言われて悩んでましたが、少し僕の考えをお話したらスッキリしたようです。
作品を人に見られるのは大変エネルギーがいります、これからレイズンさんはどんどんいろんな人に作品を見せる機会が増えるだろうからね、お互いがんばろうね。

この時点で時間が押してきました、本当はセレクション展は見る予定に入って無かったのでその分が・・・。次は千駄木根津のギャラリーKingyoへ、美大を卒業したての作家さんたちの展示、友人で未来抽象芸術展で一緒の金子真理絵さんの作品を見に行きました。
終了時間ギリギリで搬出待ちの作家さんでごったがえす中するすると中に入り観賞、金子さんの作品よかったです、二階で飾る場所がちょっと難しかったかな。
一階は和風というか下町っぽさがあるギャラリースペースで良い雰囲気でした、根津の街にもよく合ってるなと思いました。前から気になっててこの日初めて行ったけど、洋画で和の雰囲気の作品だと面白い展示ができそう。

ちょこっと根津探索しました。ところで根津、猫のイメージがあったけどほとんど遭遇せず。

 
 根津の有名な猫みたい。


そして最後はギャラリーKingyoにDMが置いてあったHIGURE17-15cas 市村朋子展へ。
たまたまDMを見たのだけど、2012年初め約1ヶ月半、アイスランドに滞在したということとDMの綺麗なグラデーションと少し写った糸状のものがすごく気になってギャラリーへ。
HIGURE17-15casさんは代表が森美術館などで照明を担当されていたりするので、ライティングはすごいの一言です、今回も市村さんの作品を引き立たせていました。
市村さんの作品は時を重ねて風景が形成される様を表現しているそうです、僕も作品から時が重なっていく感覚を受けました。
あと一つ、このギャラリーは1階と2階があるんですが、1階の使い方が難しい!!市村さんは糸を垂らして空間と時間を表していたんだと思うけど、この1階の使い方が素晴らしかった。

帰りは谷中も散策、が、猫が・・・猫がぜんぜんいねえ・・・。
谷中も猫だろ~?
 
これは作りものでした。





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