アラブ人の家のパーティーに招待された。
後輩(日本人)の奥さんも一緒だったが、家に入ると、パーティーは男女別室なんだ。
イスラムの習慣では、家族ではない男女は一緒には集えないわけ。
だから、パーティーとは言え、男女は別々なわけ。
後輩の奥様はその家の奥様とその女友達との女だけのディナーであり、俺たちは男だけのディナーってわけです。
変なの~と思うだろうが、そういう文化も世の中にはあるんだよね。
さて、男部屋のアラブ風ディナー。
まるで、家の中でお花見やってるようなディナースタイルだね。
真ん中の巨大な皿は、ライス+子羊の肉で「カフサ」と呼ばれる有名なアラブ料理です。
それにしてもすごい量。
まわりにいる男の数は7、8人なのだが、どうみても15人前くらいはあるわけ。
しかし、これがアラブスタイルのもてなし方なんだ。
日本では5人いても、余ったらもったいないから3人分しか用意しないとかよくあるが、アラブではその点の考え方が全く違うんだ。
余るぐらいの量でもてなさないと、お客さんに失礼、そういう文化らしいのです。
ところで、ライス+子羊の「カフサ」をどう食べると思いますか?
手で食べるのです。
手がベトベトです。
デジカメもベトベトになってしまったのは言うまでもないね。