グラナダの街も夕方になってきましたが、なんだか昼間とは

全然違う雰囲気で、人々がどんどん増えてきました。

そして、不思議な格好をした人たちも。。。。





そうなんですね。

これからセマナサンタのお祭りが始まるのです。


それにしても人、人、人、 街はまさにお祭り一色に染まり

仮装行列の通る道を挟んで分断されてしまいます。

街の中心を通るバスなどの交通機関もこの時間帯からストップになります。


このセマナサンタというお祭りはスペインでは南部のほうがかなり盛り上がるらしく

そんな時期に意図したわけではないけど、南スペインに、寝台列車でこれたのはラッキーだったのかも

しれません。


どうりでバルセロナ~グラナダ間の寝台列車がなかなか取れなかったわけです。


その後、あたりが暗くなるとさらにお祭りは盛り上がります。















サン・ニコラス展望台を後にし、アルバイシンの風景を堪能しつつの丘から歩いて中心地まで戻ること

にしました。この地区は白壁の家々が立ち並び道路は石畳で統一されていてとても綺麗です。






その後、中心地に戻り、フラメンコの予約をすべく、先ほどの日本語情報センターのマサキさんをたずねました。
夜のサン・ニコラス展望台からのアルハンブラ宮殿見学ツアーも込みで25ユーロと格安でした。集合場所は夜9時で「今日の夜は祭りで街が分断されてれるからプエルタレアル広場より南のほうにいてくれ」とのこと。

そのときはいまいちピンと来なかったのですが。。。


ところでマサキさんは色々と穴場を教えてくれたり、怪しい場所を勧めてくれたりと変なところもあるのですが、しっかりとした哲学を持って日本語情報センターを運営しているようでホームページの一角にそのことが書かれています。

興味ある方は是非




そんなわけで私は再びグラナダの街へ



わざわざ訪問していただいた方ありがとうございます。

ご無沙汰しておりました。

アメブロ復帰してまた少しずつ更新していこうと思います。


今後ともどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m





前回の続き


アルバイシンの丘へはバスで行くことが出来ます。
私はバスに乗りアルバイシンを目指すことに。


途中のバス停で降り、アルハンブラ宮殿が綺麗に見れるといわれる
サン・ニコラス展望台へ向かうことにしました。
ちょっと早めにバスを降りてしまったため多少歩くことになったのですが
町並みを眺めつつ歩き、無事到着
そこでは観光客や家族連れなど色々な人々が訪れていました。


           
奥に見えるのがアルハンブラ宮殿


ここからアルハンブラ宮殿がとても綺麗に見れるようです。また夜になるとライトアップされて

それはそれでまた綺麗です。

この後、実は夜も同じ場所を訪れることになるのですが。。






お店を出た後、路地に続くモロッコ人街を歩いてみることにしました。

この通りは中東系のちょっと怪しげな雰囲気をかもし出す装飾品や雑貨屋、

みやげ物屋等などのお店があり、人々がにぎわっていました。

お香の独特な匂いが、イスラムの雰囲気をいっそう醸し出していました。



モロッコ人街からちょっと行った所のグランビア・デ・コロン通りに平行して通っている路地が

ヒッピーたちが集まるといわれる通りだそうです。

ここも日本語情報センターのマサキさんに教えてもらったのですが、

地図を見ながら「この辺が薬中とか、ヒッピーとか、頭のイカレタ、おかしな奴らが集まってる通りだよ」

と教えてくれました。私が、じゃあこの辺は立ち寄らないほうがいいですね、と言うと

「まあ一回ぐらいはそんな世界を垣間見ても損はないんじゃない」、と言うのでとりあえず

行ってみることにしました。


私が行ったのは昼間だったのと、お祭りの時期だったため?そんな怪しい人々はいませんでした。

ただ、そうはいっても、チキンな私はちょっと早歩きで後ろを振り返りつつ

通り過ぎて行きました(^^;

通りには、落書きやら、怪しげな大人のお店、等もあり、若干そんなワールドを垣間見ることができました。


その後、バスで再び中心部方面へ戻り、世界遺産にもなっているアルバイシンの丘を目指すことに。


続く


アルバイシンの丘にて




続いて



ところで、最近、とらの掲載をしなかったため、油断してすっかりぐうたら猫と化してしまったため

少しずつリハビリをさせようと思います(^^)












センターを出た後、まずは宿へ直行しました。

大通りを南方面へ行き、ハーゲンダッツのお店の前の小道を入っていき

少し歩いたところに看板がありました。


宿へ着き、ノックをすると宿主が迎えてくれました。

部屋は20ユーロにしては全然満足できる感じで、とりあえず1泊の契約をしました。


私は宿でシャワーを浴び、荷物を置き、早速、街へ繰り出しました。


グラナダに着いたときからこの街の雰囲気がとても気に入っていました。

都会のような窮屈な感じもなく、それでいて閑散としているわけでもなく。

すれ違う人々、対応してくれる人々の表情も心なしか、

明るい感じがしてバルセロナとは違った雰囲気があり、私の求めていた

ラテンの国の陽気な国の印象がしたのです。


まずはお腹が減っていたので、日本語情報センターで紹介してもらったお店に行くことにしました。


そのお店はグラン・ビア・デ・コロン通りを過ぎ、北にちょっと歩いたアラブ人街の

路地の一角にありました。

お店は地元の人が利用するような庶民的なバルといった感じで、カウンターには

4,5人の常連さんらしき客が座っていました。

私は置くのテーブル席へ通され、そこで座り、マサキさんに教えてもらったメニューを

頼みました。


出てきた料理はこんな感じでした

    


そして次にこれ



私がスペインに来てから一番美味しいご飯でした(^^)

実はこの肉料理、ウサギだそうです。鶏肉みたいで美味しかったです。

あと、パエージャも。最後に、コーヒーもついて

たしか8ユーロぐらいだったような気がします。


店員さんもちょっとだけ日本語がしゃべれるらしくとても親切に対応してくれました。


ところで私はこのお店でちょっとだけ不思議な光景を眼にしました。

近くのテーブルに一人の日本人らしき人が座っていました。

50歳過ぎで、ちょっとくたびれたサラリーマンのような感じの男の人で

旅行者だと思うのですが、なにかここにいるのがとても違和感があるような印象を受けました。


その日本人はなにを思ったのか、突然、店員に、さも日本人に話しかけるかのような

口調で普通に「トイレは?」と話しかけていました。

聞いていて思わず、噴出しそうになったのですが、たまたま対応した店員が

日本語が少しわかる人らしく、無事、案内していました( ̄□ ̄;)!!


しかし、いったい彼は何者なんだろう。。。

そして、日本からどうやってここまでやって来たんだろう

などと思いつつ、そのお店を後にしました。



つづく






グラナダ駅を出た私はまずは、バスにのり、中心部まで行くことにしました。


グラナダ駅から3分程歩くと大通りがあり、そこからバスに乗ることができます。

バス乗り場へ行くと、ほかにもたくさんの大きなバックを

持った旅行者がバスを待っていました。そんな旅行者に混じり中心部へ行きました。

   




時間は既に12時過ぎ、まずは宿を探さねばなりませんが、今週はお祭り(セマナサンタ)のため

いい宿が空いているか微妙です。


私が最初に向かった先は日本人が経営していると言われる日本語情報センターでした。

ここでは、グラナダの見所や、宿の情報、その他色々な情報を教えてくれるとのことです。



中心部と思われる周辺でバスをおり、とりあえず日本語情報センターを目指しました。

途中、ブエルタ・レアルという広場のインフォメーションで地図をもらい現在地を把握することができました。

どうやらバスを降りた場所はだいぶ行き過ぎていたようです。

そんなわけで街景色を眺めながらテクテク歩いているとビルに日本語で小さな看板が出ていました。


バッグをもって3階まで階段であがり、ノックをすると日本語で返事が聞こえました。

中に入ると、40代の短髪のおっちゃんが迎えてくれました。

日本語情報センターはビルの3階にあり、スペインのCD、本やギター、風景写真などが

スペインのさまざまなものが飾ってありました。私が行ったときは他の旅行者はいなく

私一人でした。


愛想のよさげな人で、名前はマサキということでした。

「何でも聞いてください」とのことだったのでまずは宿の情報を

教えてもらうことにしました。

 当初、ユースホステルに止まろうと考えていたのですが、聞いてみると中心部からちょっと

離れているし、それ程、安くはないのでやめたほうがいいとのことでした。

宿の紹介もしているとのことだったので値段を聞いてみると1人部屋で18ユーロぐらいで

あるとのこと。バルセロナではベッド一つで17ユーロだったので全然安いです。


これから重い荷物を持って探し回るのも疲れるので紹介してもらうことにしました。

何件か、電話で交渉してくれ、20ユーロという宿を紹介してくれました。

「ここの宿は、いつもは18ユーロだけど今週はお祭りのため値上げされた」とのこと。

「まったくどいつもこいつもお祭りに便乗しやがって」、と値上がりに対して文句を言っていましたが

私にとっては20ユーロでも全然安いのでそこを紹介してもらうことにしました。


 マサキさんの話し方はぶっきらぼうな感じですがちょっと面白い印象の人でした(^^)

「これからどこ行くんだい」と聞かれたので

「宿に荷物を置いてからアルハンブラ宮殿にでも行こうかと思ってます」と言ったところ、

「なにをノンキなこと言っているんだ」と怒られてしまいました(^^;


この時間から行って入れたとしてもおそらく夜だろうとのこと。

「アルハンブラ宮殿をみるんなら朝の6:30に並べ」と言われました。


アルハンブラ宮殿は世界遺産に登録されているためとても人気があり、入場制限があるため

入るためには入場券が必要なのです。予約券はこの時期全て完売らしく、残された入場手段は

当日券2000枚が毎日9時から発売されるとのことで、それ求めていくしかないとのことでした。

 世界遺産はなかなか甘くはないようです( ̄□ ̄;)



ちなみにアルハンブラ宮殿の予約をインターネットですることができます。

こちらのサイトで日本語での予約の仕方を説明もしています。

こちら←

私も日本を立つ前にここで予約を行おうとしたのですが、残念ながら予約できませんでした。

まあ、そのときは何で予約できないのかまったくわからなかったのですが

そのころの私には、そんなお祭り時期だとは知るすべもありませんでいた。( ̄ー ̄;

(一週間前だったので既に完売だったと思われ)

そんなわけで本日のアルハンブラ宮殿はあきらめることにしました。


グラナダ初日にして、いろんな計画がどんどん崩れていきます。

まあ、今に始まったことではありませんが。。。


ということなので、とりあえず美味しいご飯が食べれるお店を紹介してもらい

そこを出ました。


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私は列車のカタン、カタンと走る音で目を覚ましました。

まわりを見ると、何人かはもう既に起きて活動しているようでした。

寝台車の寝心地はそんなに悪くはなく、私はぐっすり眠ることができました。


時計を見ると8時過ぎでした。予定通りであれば、あと1時間ほどで到着するはずです。

しばらくベッドでボーっとした後、客室から出て外の風景を眺めに行きました。

通路に出て見ると既に明るく朝の清々しい光が眼に舞い込んできました。


外の風景は見渡すかぎりの大陸と草原でとても綺麗でした。

時間が許すのであれば、列車の旅もなかなかいいものです。


    


そうこうしていると、鉄道員が切符を拝見にやってきて、その際、

切符を持っていけば食堂車で朝食を食べることができること、それから列車が遅れていて

グラナダの到着が12時過ぎになることを教えてくれました。


いくらスペインの列車が時間通りではないと言われていても3時間はやり過ぎだろ、と思いつつ(笑)、

朝食を食べに食堂車へ行きました。


 食堂車はカウンター形式のバルのような感じになっていて、店員が2人せわしなく対応していました。

混んでいましたが、空いている席に座り、チケットを見せて、朝食をもらいました。

そこで出されたものはミルク入りコーヒー(カフェ・コン・レーチェ)と、スポンジパン1つ

 食堂車と言えどもインスタントなコーヒーではなくちゃんとしたコーヒーを入れる機械が備え付けてあり、

店員が手際よくコーヒーを作っていました。そんなわけでコーヒーはとても美味しかったです。

お腹が空いていたため朝食をあっという間に食べ終え、その後、自分の客室に戻りました。



それから、しばらく外の風景を眺めたり、グラナダに着いてからの作戦を練り直していると

人々が、荷物をおろしたり、通路に荷物を置く人、出口へ移動し始める人、等々、みんな降りる
準備を始めだしたので、私も荷物を纏めたりし準備に取り掛かりました。


そうこうしているうちに、外の風景に建物が多くなり、ようやく列車はグラナダ駅へ到着したのです。

時間にして、約14時間半、長かった。。。。



グラナダの街並み

      




公園を後にした後、私はタクシーで宿近くのカタルーニャ広場まで行きました。


そこでお腹が減っていることに気づき、私はご飯を食べるため近くのレストランに入りました。

私はスペインに来てまだ、パエージャ(パエリア)を食べてなかったため、バルセロナ最後の

晩餐はパエージャを。と考えていました。

席に案内され、メニューを見つつ、店員に聞いてみると、パエージャは2人からとのことでした。


 せっかくレストランに入ったのですが、お目当てのものが食べられないのはかなりショックでした。

しょうがないのでそのときは普通の肉料理を食べました。


スペインのレストランでは、パエージャは基本的に2人前からというところが多いようです。

その辺は一人旅で来ている人にはつらいところですね。

まあ、普通はあまり一人でレストランに入ることはないでしょうが(^^;


スペインに来てからの食事についていままであまり書いてこなかったのですが、

一人のときは基本的に、バルとよばれるお店で食べることが多かったです。

一人でも入りやすく、美味しいコーヒーが飲め、パンやタパスと呼ばれるスペイン料理も

食べれ、さらに街のどこにでもあるので、一人旅にはありがたいお店です。

で、どのお店でもコーヒーがかなり美味しいです。


そんな、不本意な食事を済ませ、私は宿へ戻り、預けてあったバックを取り、

寝台列車が出発するサンツ駅へ再び向かいました。


 駅では、列車を待つ、大荷物を持った人々がたくさんいました。

私は、駅員に切符を見せ何号車に乗ればよいか確認し、そして自分の寝台列車のシートに

乗り込みました。私の客室は4人部屋で私は上段のベッドでした。

他の乗客は皆スペイン人らしく、一人はガタイのよい50代後半の人、それから40代の人が

2人でした。皆知り合いではないらしく、おのおのがそれぞれの旅をしているようでした。


私はベッドの上でグラナダについてからの予定をたて、そして眠りにつきました。



世界の車窓から。

     



グラナダ到着予定 翌朝8:52分


次回へ続く





タラゴナでの一通りの目的を果たした私は、街中をのんびり歩き、アイスクリーム屋さんでアイスを買い、

駅まで歩きました。スペインの街ではいたるところにアイスクリーム屋があり、

甘党の私は、ついつい吸い込まれてしまいます。


わたしは、タラゴナのゆっくりと過ぎていくような街の雰囲気がとても気に入りました。

バルセロナは、どちらかというと都市、観光地という雰囲気で人工的な街という印象が

強かったのですが、それに対してタラゴナは遺跡や美しい地中海といったパーツの

中に人々の住む町があるという感じでとても自然な感じがしました。


そんな和やかな雰囲気とは対照的に私の旅行日程は怒涛のように押し寄せてきます。

本日21:30の寝台列車で南スペインに行かなければならないため、午後3時ごろになり、

私は再びバルセロナ行きの列車に乗り込み、タラゴナを後にしました。


バルセロナに18:00頃に着き、寝台列車の時間まで3時間程度あったため、まだ

訪れていなかった”グエル公園”へ行くことにしました。


この公園、ガウディが設計しただけあり、かなり不思議な建物がたくさんありました。

 



ところで、そんなガウディさんが意図したかどうかはわかりませんが、

この公園の広場では恋人たちがそこらじゅうでラブラブです。

とりあえず、そんなロマンスチックな人々を激写してみました(^^)


写真には写っていませんが、男同士でラブラブな方々も

普通にいました。


情熱の国ですね。


そんな切ない?思いを胸に、私はグエル公園を後にしたのです。








その後、私はバス停を目指して歩いていました。

私がタラゴナに来た目的のひとつに、ローマ時代に建設されたといわれる

ラス・ファレラス水道橋を見ることでした。


カテドラルのある場所から少し距離のあるインペリアル・タラコ広場というところのバス停から

その水道橋行きのバスが出ています。私はバスでそこまで行こうかと思い、近くのバス停で

とりあえず来るバスを待ち、バスの運転手にガイドブックを見せて「ここに行きたい」といって

何番のバスに乗ればいいか聞いてみたのですが、返ってくる言葉がまったくわからず

笑顔で「オーケー、グラシアス」といい、バスに乗るのをあきらめて歩いていくことにしました(^^)


歩くこと20分程でようやくその広場につき、無事バスに乗ることができました。

バスが来たので乗り込み、そとの景色を眺めていました。

バスは、街から郊外へ進み、さらに高速道路に乗り始めました。


途中でバスの運転手に降りる場所を尋ねたところ、どうやら一駅前に過ぎてしまったとのこと(--;

次の駅で降ろしてもらい、運転手の話によると5分ぐらい歩けば着くようなことを言っていたので

私はそこから歩くことにしました。


しかし、降りてはみたもの、見知らぬ国の見知らぬ土地を歩くのはなかなか恐怖です。

さらに、恐怖なことに、戻る道は高速道路でした。

高速道路の路肩を歩くって日本でも経験ないですが、スペインで経験することになりました。

 ものすごい勢いで横を通り過ぎる車を横目に私はひたすら歩きました。


 テクテク歩くこと20分で無事に目的地に到着。

ようやくお目当ての水道橋にたどり着くことができました。




この水道橋、上に登って歩いて渡ることもできるます。

ちなみに、橋の幅は1メートルぐらいしかないうえに、手すりなどの掴まるものがまったく

なく、歩いて渡るにはかなり勇気が要ります。

というか落ちたら間違いなくお亡くなりになってしまう高さのため渡らないほうが無難です。




最近、旅行記しか書いていないので少し別の話も書いていこうと思います。


W杯における、木村和司さんの解説についての考察

 「う~ん」以外の言葉を聞いたことがないと思うのは私だけ?