みなさんこんにちは。初めましての方は初めまして。

前回の記事からかなり時間が空いてしまいました・・・。新しい買い物をしていなかったのもありますが、かなり忙しく、やっと落ち着いたので久々に書いていこうかなという感じです。絶賛引っ越し準備中なので、写真映りがかなり悪くなっていますがお許しください・・・。

 

 今回は、前々から欲しかったRealforce GX1に初音ミクモデルが登場(数量限定)したという情報をTwitter(旧X)で見つけ、すぐに購入予約しました(笑)。今回はそのキーボードが届いたのでレビューしていこうと思います。レビューといってもいつも通り主観での感想となりますが。

化粧箱がとてもきれいだった。

今回紹介する商品はこちら↓

https://www.realforce.co.jp/news/20240119/20240119_REALFORCE_Miku_GX1_News_Release.pdf

 

1、GX1とは?

 2023年に登場した静電容量無接点方式のキースイッチを搭載したキーボードです。ゲーミング使用ということで、後で詳細を説明しますが、APC設定、Dynamic mode機能、Kill Switch機能、静音スイッチ、LEDバックライトなどを備え、FPSでかなり力を発揮してくれそうです。もちろん東プレのメインである静電容量無接点方式なので普段使いもできると思います。

 

 
2、性能・機能
2-1 APC設定機能
 ACP設定とは、キーボードのON位置を、0.1mm~3.0mmの30段階で自由に変えることができる機能です。反応が重要なFPSなどにおいて、できるだけ早く反応したい場合は浅く設定し、誤タップしてしまうと困るキーは深く設定するなどといった使い方ができます。このことにより反応速度を上げられるほか、自分の好きなタイミングに設定することができます。正直あんまり違いはわかりませんが、慣れてくるとわかるようになってくるのかも?
 
2-2 Dynamic mode機能
 キースイッチのONからOFF、OFFからONの作動点を0.1mm単位の移動量で設定できる機能です。キーストロークのON位置、OFF位置を指の動きに合わせてリアルタイムで可変させることができ、高速入力を可能にしているらしいです。よくわかってないのですが、多分ですよ、多分、キーボードから完全に手を離さなくても、ONにできる機能だと思います。要はONからOFFまでの深さが一定に保たれており、指を完全に話さなくてもOFFになり、それに対応してON位置も可変するということだと思います。わかりにくかったらすみません!
 
2-3 Kill Switch機能
 Kill Switch機能は私自身一番楽しみにしていた機能です。ゲームキャラクターの左右移動にはAキーとDキーが使用されると思いますが、後から押された片方の入力のみが有効となる機能です。かみ砕いて説明すると、左に移動したいとき、Aを入力し、その後右に移動したいときにDを入力すると思うのですが、その時、Aキーを押したままだとキャラは停止してしまいます。戦闘時にはすぐ指を離すと思いますが、そのちょっとした間の停止がなくなります。この機能により、左右の移動がとてもスムーズになるというわけです。
 
2-4 静電容量無接点方式
 東プレ独自の静音静電容量無接点方式を採用した、物理的な接点のない東プレ独自のキースイッチです。Realforceの静電容量無接点方式は評価が高く、私もこれがなかったらこのキーボードは買ってなかったと思います。物理的な接点を使用していないので、一億回を超えるタイプをしても壊れることがなく、打鍵感も素晴らしいものとなっています。実際に今この記事を書くにあたり使っていますが、とてもうち心地が良く、永遠にタイピングをしていられるような気がします(笑)。
 
2-5 静音スイッチ
 静音スイッチの搭載により、タイピングによる雑音がとても小さいです。VCなどをする際雑音にならず、相手のゲームプレイに影響を与えにくくなります。今までは青軸や赤軸、茶軸などを使っていましたが、完全に音を消すのは不可能でした。しかし、このキーボードにしてから音が気にならなくなりました。(キーボードオタクの私からすると音を聞くのも至福なのですが。)
 
2-6 LEDバックライト&カスタマイズ
 ゲーミングキーボードらしく、LEDバックライトが搭載されており、約1677万色(RGB)の発色が可能となっており、16種類の発光パターンがあります。(専用ソフトウェアが必要)また、各キーで個別に色や発光方法、タイミングなどをコントロールできるようになっています。
 
以上が基本的な機能です。ほぼ公式からのコピペなので、きっちりとしたものを見たい方は下記のURLに飛んでいただけると詳細を確認することができます。
 
2-7 スチールフレーム・フローティングデザインを採用
 堅牢さと安定性を併せ持ったスチームフレームが採用されています。洗練されたデザインになっており、個人的にも気に入っています。また、しっかりとした荷重もあるので、ゲーム中にキーボードが動いてしまうといったこともありません。やはり金属は安定しており、信頼できますね。
 
以上が基本的な機能です。ほぼ公式からのコピペなので、きっちりとしたものを見たい方は下記のURLに飛んでいただけると詳細を確認することができます。
 
3、外箱
キレイな箱です。怒られるかもしれませんが、私はこれを初音ミクとは認めてません。ツインテールの飾りがないのはみとめたくない・・・
 
4、内容物
箱にはキーボード本体に加え、保証延長案内、保証・説明書、初音ミクモデル購入特典のクリーニングクロスが入っています。キーボードはスチロールの袋に入っており、しっかり梱包されていました。
微妙に画像サイズが違う気になりますね・・・すみません。
 
5、外観
前側はRealforceと初音ミクのロゴが印刷されているのみで、そのほかは何も印字されていません。(全体を取りたかったのですが、引っ越しの汚い部分がどうしても映ってしまうのでありません・・・また上げなおすかも・・・)
 デザインはとても気に入っています。初音ミクということを感じさせつつ、そこまで主張が強くないのがとてもいいと思います。シンプルなので普段使いもできそうです。また、Realforceと初音ミクのロゴが二つ並んでいるのもお気に入りポイントです。いろいろな会社のロゴが好きなので、控えめにロゴを入れてくれているのはうれしいですね。キーキャップは三色で構成されており、落ち着いています。
 
6、使い心地
 タイピングに関していうと100点、いや、120点です。とてもレベルが高い一品です。何より静電容量無接点方式がいいですね。タイピングし続けていても全くと言っていいほど疲れがありません。それどころか、タイピングをするのが癖になるようなクリック感です。Realforceの製品は、使っていて楽しい、沼にはまるキーボードという話を聞いていましたが、本当にその通りだと感じました。たしかにこれははまりますね(笑)。
 Kill Switch機能も使ってみましたが、とても良いと感じました。いままであまり止まっている時間が気にならなかったのですが、Kill Switch機能のおかげで止まっている時間が無くなるとかなりスムーズに動けるようになったこともあり、プレイ感覚がとてもよくなりました。また、APC設定により、あるゲームでの全角/半角やCapslocの誤タップがなくなったのもとてもうれしいです。ちなみに私は基本的にはON位置を2mmで使用しており、誤タップしたくない部分は3mmに設定しています。Dynamic mode機能についてはまだよくわかっていません。
 
7、REALFORCE CONNECT

 REALFORCE CONNECTはGX1のAPC設定やライティングなどを調整するための専用ソフトウェアです。APC設定やライティングを操作するためにはこのソフトウェアが必須です。

ソフトを立ち上げるとこのような画面が表示され、ACPの設定ができるようになっています。

mmを選択し、変更したいキーをクリックすることで変更することができます。

 ユーザー設定ではこのようにバーを左右に動かすことによって0.1mm単位で設定できるようになっています。しかし私自身デフォルトで用意されている数値以外を設定してみたのですがよくわからなかったです・・・多分設定の仕方を間違えてたのかな?

 

 ユーザー設定は2個まで設定できます。またACP設定はすべてのキーを統一して変更するものが一つと、それぞれのキーをひとつづつ個別で設定することができるものが2個あります。私は基本的に個別1のみを使ています。Kill SwitchはそれぞれでON、OFFが可能になっています。

 RGBの設定画面はこのような感じです。ひとつづつでも全体でも設定することができます。かなり直感的に設定できるので、簡単だと思います。

 

 個人的に面白いと感じたのはヒートマップというものです。どのキーをどれくらい使用しているか、一番使われているキーはどれかというのが一目でわかります。キーボードをよく使う私からすると、このような記録が残るものがあるともっと使おう!と思えるのでとても好きです。データをエクスポート(画像として保存)することもできるので便利だと思います。どこで共有するねん!という部分はあると思いますが(笑)。

 

8、総評

 今回はRealforce GX1初音ミクモデルを紹介しました。点数をつけるとすれば95点といったところでしょうか。これまでべた褒めしてきたわけですが、総評の最後には個人的に気に入らない部分を書かせていただきます。キーボードとしての性能は文句のつけようがありません。しっかりとRealforceの良さを見せつけられました。本当に沼ですね・・・。正直これからRealforce以外のキーボードを使おうという気にならないような気がします。それくらい物がいいですね。もちろんGproやNZXTのキーボードも素晴らしいですし、青軸、赤軸、茶軸にしかないあのクリック感は好きです。しかし、使い続けるならこれ一択かなという感じがします。スチールフレームだからというのもあるとも思うのですが、他のキーボードだと強めに打ちこんだ際、カーンという金属音を感じることがりますが、Realforceは台パンレベルの打ち込みをしても金属音が響くことがありません。さすがMade in Japanですね!(関係あるかは知らないけど)

 

・バッドポイントなのですが、デザイン的な部分にあります。下の画像のように、キーキャップの間からネジが見えてしまっています。見えることはべつにいいのですが、色がバックパネルと違うので、明るい環境で使うとかなり目立っていて没入感にかけます。せめて同じ色にしてほしかったなという感じです。

・もう一つはコードです。Realforceを買う際にわかっていたのですが、コードがType-Cなどの着脱式でなく、完全に接続されています。キーボードオタクの私からすると、いろいろなキーボードを使いたいので、Type-Cで統一してすぐに着脱できるようにしてほしいというのが正直なところです。うーん。こういうところが日本企業という感じがしますね(笑)。

 

・最後は下記の画像のようにLEDバックライトにムラというか、グラデーションがついているようになっているところです。正直言ってきれいではないですよね。キースイッチのLED設置場所とキーキャップが悪いと思うのですが、これは正直残念ポイントです。もう少しどうにかならなかったのか?というのが私の思うところです。

まぁこういう部分を含めてもとてもいい製品なのは間違いないですが、それだけのこともあり、残念だなぁとい思います。まぁ完璧すぎてこういうところしか突っ込むところがないというのもありますが。

 

 

Realforce GX1

※初音ミクモデルは限定品のため、入手が困難になっています。Amazonやメルカリなどでは転売商品が出回っています。どうしても欲しい人は検討されてもいいと思いますが、基本的に転売ヤーを助長するような行動は控えましょう。

 

一応正規に近い値段で販売されています。US配列はほぼ正規の値段です。2024/3/12日発売予定なのでほしい方は少し急いだほうがいいかもしれません。

 
 
以上になります!コメント等もぜひよろしくお願いします!
ではまた~