引用元:https://blog.monogatarukame.net/entry/shingozira__overseas
どうも、安川大です
先日、劇場版シン・エヴァンゲリオンを見て、改めて庵野秀明監督の、作品に対する執念ともいえる熱意を体感しました
20年以上続く作品を作り続けるとは、かくも難しく、偉大なことであるかは容易に想像できます
そんな執念を持つ庵野秀明監督は、このシン・エヴァンゲリオンの前に劇場作品を製作しています
その作品こそ、「シン・ゴジラ」です
いっとき話題となった作品で、見ていらっしゃる方も多いのではないでしょうか
一方で、「まだ見たことがない」という方もいらっしゃると思いますので、本日はそんな庵野秀明監督作品である「シン・ゴジラ」の、おすすめポイントを2つ紹介していきます
「シン・ゴジラ」とは?
まずシン・ゴジラとはを説明しましょう
シン・ゴジラとは、2016年に公開された特撮映画です
日本が製作したゴジラ映画としては12年ぶりであったのと、エヴァンゲリオンの庵野監督がメガホンを撮った作品としてかなり話題になりました
興行収入も82.5億円に達した人気作品です
それでは、この作品の、個人的に僕が思うおすすめポイントを2点を紹介していきます
1.ゴジラという災害を通して描かれる日本の問題点
このシン・ゴジラは、日本に突如謎の生命体である「ゴジラ」が出現し、その対応に奔走する日本が描かれます
ゴジラを災害と見た時に、緊急事態に対しての日本の対応を、これでもかと風刺的に描いています
そんなに日本の対応の中でも、リアルすぎて笑ってしまったのが、何をするにも組織の上部に許可を取る必要がある日本の組織文化です
例えば、ゴジラが日本に上陸し、住宅街を闊歩するシーンで、日本の自衛隊はヘリのミサイルでの迎撃を迫られます
しかし、住宅街ということもあり、周囲に人の姿があったため、発砲許可を上部に取るまで攻撃することができません
結局、安全面を考え、自衛隊上層部は発泡許可を断念
現場の自衛隊は、迎撃対象を前にして撤退するという間抜けな対応をすることとなります
日本が抱える、組織的な文化の問題を、これほどまでリアルに描いた作品も珍しいでしょう
2.最強すぎるゴジラの絶望感
2点目は、作中のゴジラが視聴者に与える絶望感です
僕の独断と偏見ですが、このシン・ゴジラに登場するゴジラは、おそらく過去のゴジラ作品の中でも最強の存在です
その強さは、ぜひ本作を見て体感していただきたいのですが、とにかくどんどん進化していくゴジラを前に、人類側の無力感をたっぷり感じることとなります
「え、こんなん勝てないじゃん・・・」と声に出てしまうほどの圧倒的絶望感
しかしそこから、意を決してゴジラに立ち向かっていく人々の知恵と勇気とその戦略には心を動かされました
終盤の展開は本当に熱くて、最後まで目が話せない作品です
この絶望感と感動を是非味わっていただきたいです
以上、シン・ゴジラの紹介と、僕の面白いおすすめポイント2点をお話しさせていただきました
庵野監督のセンスが光る、素晴らしい作品です
シン・エヴァンゲリオンを見た方は、ぜひ今作も見ていただきたいところです