我家にとって今期初のメジャーレースであるSB群馬大会が開催されました。


U太郎は6回目のSB杯。アッカは初めての大会です。


私は4時半、U太郎とアッカは5時起床で、5時55分に予定通り出発しましたが、久喜から乗り換える東武線の電車が車両故障を起こし運休。幸い受付時間には間に合いましたが、幸先の悪さに昨年の悪夢が甦りました。


天候は曇、時折雨が落ちて来ます。一昨年のような猛暑も困りますが、やはり屋外イベントでの雨は鬱陶しいです。


競技進行を早めるため、入場行進は中止され、即開会式となりました。同時に1年生に集合がかかり、アップもそこそこにアッカを送り出しました。

明日があるさ

選手待機所で不安そうなアッカです。


開会式も終わり、いよいよ1年生のスタート。


明日があるさ


スタート位置に誘導されました。アッカは前列の最右翼。ポジション的にはまあまあでしょう。

明日があるさ  


男子のスタートの後、ヨーイの合図で身構えるアッカ。

明日があるさ  


号砲と共に力強くスタート!ドンッ


レース前に、競技場を出るまでに先頭集団に入るように指示しましたが、他の子達が速くて、集団の中程をキープするのがやっとのようです。


 こりゃ、10位以内は難しいかな。


選手たちが競技場から出て行くのを確認して、外周コースに出、概ね1000M付近でアッカを待ちました。やがて先発した男の子たちが走ってきました。中には泣きながら走って来る子もいます。


初めてのマラソン。普段は見たこともないような立派な競技場、多くの観衆、周りは知らない子ばかり。そんな中で1500Mという距離を走るのは、1年生にとっては物凄い重圧なのでしょう。


明日があるさ


男の子に混じって、女の子が1人、2人過ぎ、3人目になんとアッカが走って来ました。


 アッカ~~っ!3位だぁ!そのまま頑張れ~~っ!メラメラ


アッカは、私の声に振り返って、


 3位なの?


と、ゼスチャーで確認してきました。


 ばかっ!そんな余裕かましている場合じゃないよ。

 一生懸命走れって!パンチ!


大急ぎで競技場に戻り、アッカを待ちました。アッカは順位をキープして3位で入ってきましたが、4位の子が迫ってます。

明日があるさ


第二コーナーの辺り、ああ、抜かれちゃいました。ショック!

明日があるさ

最後の直線勝負。U太郎も必死の応援ですが、残念ながら逃げられてしまいました。でも、4位入賞!メダルを逃したのは残念でしたが、大健闘です。クラッカー合格


U太郎に計らせたタイムは6分59秒。(後でもらった記録証では6分57秒でした)

これは昨年のランキングで47位です。


ルンルン気分でレースを終えたアッカを迎えに行くと


 1番じゃなかった


と不満顔でした。


 おひおひ、お前、優勝するつもりでいたの?叫び


本気で優勝したいなら、もっと練習しないとね。でも、次の東京大会では優勝を目指すそうです。メラメラ


続いてU太郎のレース。


明日があるさ  明日があるさ


6月の誕生日に買ってやった白いランニングキャップのU太郎は、2列目からのスタート。最初の周回は概ね15番から20番手辺りにつけました。(写真右赤丸の位置)

明日があるさ


2週目に入る辺りから、ツツーッと前に出て、最後の周回では先頭集団を引っ張ります。アッカの力走に刺激されてか、積極的な走りです。


レース序盤は、スローペースでお互いに牽制し合う展開となりました。SB杯で3km走るのは初めてですが、U太郎は3kmレースの経験は十分ありますから、こうした駆け引きは大丈夫でしょう。このまま自分のペースで集団を引っ張り、後半仕掛けて一気にゴールというのが理想ですが...。


選手達が外周に消えると、すぐにアッカを連れて競技場を出ました。2000M付近、先頭集団は、まだ8人位が団子になってました。U太郎はまだ余裕がありそうです。


 U太郎!キープ!


私は様子見を指示し、すぐに競技場の入り口付近(約2500M地点)に移動しました。


明日があるさ


程なく先頭が帰ってきました。優勝争いは4人に絞られた模様です。白いキャップのU太郎は3番手。先頭はKジュニアのK君。U太郎とは一昨年の本大会以来、何度も対戦しておりますが、この2年程は負かされ続けています。この辺りでリベンジしたいところですが、バテて来たのか、いま一つ走りに勢いが感じられません。


それから、レース当初から気になっていたのですが、目下本大会4連覇中のW君の姿がありません。今大会は欠場したのでしょうか?


 U太郎!離されるな。トラック勝負だぁ!パンチ!


声をかけると大急ぎでスタンドに戻ります。一緒にいたアッカが一生懸命私を追って来ますが、構っている暇はありません。あせる

明日があるさ

スタンドに戻ると、U太郎は4番手に落ちておりました。やはり、スタミナ切れのようです。第4コーナーにかかる時点でトップとの差は約50M。3位にも10M弱の差があります。スプリントが弱いU太郎では、相手がこけてくれでもしない限り順位は変わらないでしょう。


う~~む、スプリントが弱い以上、トラック勝負に持ち込まれる前に、仕掛けさせても良かったかな。


などと、レース戦略のミスを反省させられました。特に2000M付近でキープせずに、行かせていたら...。と思いました。


結局4位でゴール。時計は11分17秒。


3月の立川・昭島マラソンで出した11分21秒の自己ベストは4秒更新しましたので、まずまずではないかと思いますが、このタイムでは年間ランキング入りは難しいのですよねぇ。


やはり11分は切れないと...。


まあ、いろいろ課題はありますが、兄妹揃っての4位入賞ですから素直に喜びたいです。ニコニコ