5月5日。我がサザンエンゼルスが、開催地特別枠であるオマケの第5代表に何とか滑り込んで出場を決めた、県南部ブロック大会が開幕しました。


昨年は市の大会で準優勝し、堂々の第2代表として県南大会に臨んだものの、敢え無く1回戦コールド負けを喫していますから、今回は何とか1勝を挙げたいところですが、初戦の相手はK市代表のM本少年団。K市の大会では準決勝まで勝ち進んでいます。しかも、K市の優勝チームと1点差の接戦を戦っており、かなり強そうです。


しかし、K市のチームのHPなどでM本少年団の練習試合や公式戦でのスコアを見ると、得点力はありそうですが、1イニングに二桁失点を許しているような試合が何試合かあり、優勝チームとの準決勝でも、1点ビハインドの最終回に6点取って5点を勝ち越しながら、その裏に6点取られて逆転サヨナラを食らうなど、どこぞのチームと同様に守備に難がありそうです。


試合前、私はノーガードの殴り合い的なゲーム展開を予想しましたが、ジャンケンに負けて表攻撃の我がチームは、1回にきっちり相手投手の立ち上がりを叩き、3点を先制。エース君も持ち前のコントロールを発揮し、相手打線を翻弄します。四死球ゼロのテンポの良い投球に、守備もリズムに乗ったのか、心配された乱れもなく、打線は着々と加点。


 結局8対0の完封シャットアウト。悲願の県南大会1勝を挙げました。クラッカー


そして、翌日6日の相手はS市代表の青○ドラゴンズ。この一戦に勝てば県大会出場権が得られます。創立30年の我が団にとって二度目の快挙(前回は20数年前で3位だったそうです)となります。


しかし、相手は過去の戦績を見るとS市の大会はもちろん、上部大会でも度々上位に進出している強豪です。


前日の試合を観戦いたしましたが、長身で本格派の右腕(10番)を擁し、キャッチャー(1番)も強肩でした。何しろ投手が凄い。まともに行って打ち崩せる相手ではありません。かと言って、小技で崩すのもウチの子達では難しい。


ジャンケンの結果、我がチームは先攻となりました。

しかし、初回、1番打者のI駒君の3塁打を足掛かりに、相手のミスにも付け込み3点を先取。ビックリマーク


相手投手は連投の疲れからか、昨日に比べると球威が劣っているようです。


その裏、今日先発のO倉君は、相手にデッドボールを与えるなど、やや乱調ながら、ラッキーなダブルプレーもあり、無失点で切り抜け、まずは順調な立ち上がりを見せました。


2回も、簡単に2死を取られますが、そこから連打で追加点。スコアを4対0としました。これで楽観したのか、応援席も盛り上がってきました。


 しかし、2回に悪夢が待っておりました。


守備の乱れと、バッテリーエラーで1点を返されると、2死まで取りながら、そこからエラー、四球などで加点され、極め付きは満塁で打たれたセンター前ヒットを試合経験が浅いセンターが後逸。走者一掃の3塁打としてしまうなど、この回8失点。ショック!


これでスコアは4対8。回の始めには盛り上がっていた応援席も、思わぬ大量失点に意気消沈です。


しかし、いつもならこのまま負けてしまう我がチームですが、ここから粘りを発揮します。


3回、1死からヒットと相手投手のワイルドピッチなどで1点を返し5対8。


3回からは昨日完投しているI駒君がリリーフに立ち、2死から2安打を許したものの、無失点に抑えました。


4回は、2死2,3塁から4番W林君が左中間を破る3塁打で2者を還し、さらに相手センターのサード悪送球でW林君も生還し、同点に追いつきました。


I駒君は、昨日と同様低目へのコントロールが冴え、4回、5回の相手の攻撃を3者凡退に退け、相手に付け入る隙を与えません。


そして時間的に最終回となる6回。1死から1番I駒君がセカンドのエラーで出塁するも、牽制に引っかかり2死。この回はダメかと思われましたが、2番N嶋君がレフト前にクリーンヒット。相手のワイルドピッチで2進後、3番O倉君の2塁打で生還し、ついに逆転したのです。ビックリマーク


さあ、6回裏。この1イニングを抑えれば県大会出場権獲得。


しかし、いきなり先頭の9番に2塁打を打たれました。


点差は僅かに1点。打者は1番に還ります。


1番打者の打球はサードライナー。サードがこれをはじいてしまいますが、相手セカンドランナーが当たりに釣られて飛び出しており、2、3塁簡に挟みましたが、サード君がランナーをセカンドの方に十分追い込む前にセカンドベースカバーのショートに送球してしまい、しかもこれが悪送球となってしまいました。


これを見たランナーは、当然サードに走り込み、さらにホームを狙います。しかし、バックアップのセカンド君がホームに送球、これを刺しました。合格


結果的に相手ランナーの暴走に救われましたが、危ないプレーでした。


この間、打者走者は2塁に達しており、なおも1死2塁のピンチは続きます。

ここで相手は、とにかく同点を狙って2番が送りバント。2死3塁となり、3番バッターと勝負。

そして、相手3番の当たりはショートゴロ。ショートK原君、これを危なげなく捌いてゲームセット! この瞬間、我がサザンエンゼルスは、創部以来二度目となる県大会進出を決めました。クラッカーアップ


それにしても、今年のチームは、ツキがあります。本来なら県南大会も出場できなかったはずなのに、開催地特別枠の第5代表に滑り込めるし、今日の相手も本来ならとても勝てる相手ではないのですが、その相手が、前日にサドンデスまで戦ってくれたお陰で、特にピッチャーが消耗していたのもラッキーでした。


結局、我がA市から県大会出場を決めたのは、オマケの第5代表である我がサザンエンゼルスと、A市大会準優勝のAライオンズだけでした。市大会の優勝チームであり、市大会では我がチームをコールドで下しているFコンドルスでさえ、県大会出場を逃してます。


さあ、10日は県南大会準々決勝です。ここまで来たら是非とも優勝を狙いたいですね。メラメラ