今日、21日は我がサザンエンゼルスのグランド収めでした。


例年グランド収めの日には、選手のご家族をお招きしてティーボール大会を行います。


ティーボール大会は普段の練習と違って(?)みんな大きな声を出して元気です。


お父さんやお母さんたちの珍プレーや、コーチも真っ青の好プレーを披露してくれるのも楽しみの一つですが、私がいつも注目するのは、普段はヘタッピな子が、この大会では目を疑うような好プレーを見せる事です。


今日の大会でも、いつもは打球を正面で捕ろうとせず、しばしば後逸してしまう2年生のM君が積極的に前に出て打球を止めに行き、圧巻は練習では見たことも無い逆シングルキャッチまで披露してくれました。


 おい、M!普段の練習で何故それをやらんのだ


コーチ陣からは盛んに野次が飛びました。


お父さんと一緒にプレーしているので、張り切っている事もあるのでしょうが、普段は打球に対して消極的な子が別人のような活躍する秘密は、指導経験豊富なOコーチによれば、ティーボールはウレタン製の柔らかいボールを使いますので、打球に対する恐怖心が無いからだそうです。


「なるほど」と大いに納得いたしました。小学1,2年生には軟球といえども怖いものなのでしょう。そう考えると、小学校低学年の初心者には軟球の使用は控えた方が良いのかも知れません。ただ、選手が少ないなどのチーム事情から、一日も早く軟球でプレーできるようにしなければならず、そうも言っていられないのですが...。


ティーボール大会の後は体育館に移動して、恒例のクリスマス会を行ないました。


ナッキやU太郎に混じって、アッカもケーキをご馳走になり、プレゼント交換でティーバッティングセットのおもちゃを貰いました。ただ、これは早晩U太郎お兄ちゃんのものになってしまいそうです。(^^;


クリスマス会の後、1月の駅伝メンバーの発表が行なわれました。


今年は我が団から2チームがエントリーします。6年生中心のAチーム監督のT監督に続き、Bチーム(事実上のAチーム)担当の私が選手を発表しましたが、ここでハプニングが...。


補欠を含めた10人の選手を発表した後、何か違和感を感じ、私の前に並んだ選手の人数を数えると一人足りません。


 ありゃ?


と、慌てて名簿と選手の顔を見比べているとHコーチが、


 ヒロシさん、5年生のチーを忘れているよ!


と耳元でささやきました。


 えっ!


と、名前を呼ばれなかった選手たちの方を見ると、目に大粒の涙を溜めたチーちゃんの姿が目に入りました。


 しまったぁ!(>_<) 


大事な主力選手を一人忘れていました。なにせチーちゃんは先日の上尾シティマラソンの5年生女子の部準優勝の実力者で、当然我がBチームのキーマンです。よりによってこの子を忘れてしまうとは...。


 失礼しましたぁ!一人飛ばしちゃいました。5年生、K池チーさん


発表した途端、チーちゃんの顔に満面の笑み。コーチ陣やご父兄からも拍手。


彼女は、3年生だった一昨年の大会で、選手候補に挙がらなかったのを不服として、コーチ陣に直訴してきたこともあるツワモノです。その時は、特別に1500Mのテストをして、基準タイムに足りなかったので納得させましたが、この根性は見上げたものです。


昨年、8位入賞したAチームメンバーにも名を連ねておりましたので、今年も当然選ばれるものと思っていたのでしょうから、自分の名前が呼ばれなかった時のショックは相当なものだったのでしょう。


 チーちゃん、ゴメン。m(__)m


私は選手を走区で憶えていたのですが、T監督が学年別に発表したので、私もそれに倣ったのが失敗の元でした。よく考えたら、10人の選手の内、当日走れるのは6人。それまで全員のモチベーションを落とさず切磋琢磨してもらわねばなりませんので、走区はレース当日まで選手たちには秘密でした。(^^;


さて、団活動は今日でお休みに入りますが、駅伝メンバーは来週会場のコースを試走します。チームによっては正月返上で練習するところもあるそうですが、我が団の場合、年末年始は選手たちの自覚に任せる他はありません。


今年の駅伝、なんとしても5位以上の入賞を狙いたいです。メラメラ