夏の甲子園が開幕して1週間が経ちました。


我が故郷(静岡県)の代表である常葉学園菊川高校が、やっと登場いたしました。


今日は町内会の盆踊り大会で、例年ですと模擬店の準備で朝から走り回っているのですが、体調を崩しているため、今年はお休みさせていただきました。


そのようなわけで、布団に横になって、故郷のチームの試合のテレビ観戦ができました。やっぱりこれが正しい夏の過ごし方ですね。これにビールと枝豆があれば最高なのですが、病人の身ですのでこれは我慢。


試合の方は、2-1で見事常葉菊川が京都の福知山成美を下し、3回戦進出を決めました。ニコニコ


それにしても、1点ビハインドで迎えた8回表の逆転は鮮やかな奇襲でしたねえ。


6回まで僅か1安打に抑えられ、敗色濃厚だったのですが、8回表は先頭が四球で出ると、このチームにしては珍しく送って、次打者が四球を選ぶ間に3盗を決め、さらに1死1,3塁から代走の1塁ランナーが盗塁。これを捕手がセカンドに悪送球してまず同点。凄いのは次のプレーで、カバーに入ったセンターが緩慢なプレーで内野に返球した(観たわけではありませんが、状況から多分そうだったのでしょう)と見るや、盗塁した1塁ランナーが一気にサードを回ってホームを衝いて逆転してしまった事です。


福知山成美としては、ほんの一瞬の隙を衝かれた逆転劇でした。この1塁ランナー(代走)は激賞されるべきです。彼の走塁のおかげでノーヒットで2点を掠め取ったのですから。福知山成美が安打の数では圧倒しながら、残塁の山を築き、やっと1点を挙げたのとはあまりにも対照的でした。試合後の福知山成美の監督が、「負けた気がしない」と、コメントしたのも納得できます。


U太郎にもこういう活躍ができる選手になってもらいたいものです。


やっぱり、走れる選手の揃ったチームは魅力がありますね。そういえば、往時の浜商の野球がまさにそうでした。前監督も、現監督も浜商OBですから、そういうスタイルがしっかり継承されているのですね。