日曜日は伊東市で第42回伊東オレンジビーチマラソンに参加してきました。
ヒロシ家は、私が（10km）、ナッキが小学校高学年女子の部（5km）、U太郎が小学校低学年の部（2km）にそれぞれエントリーです。また、今回は、我が家に加え、ナッキ達の従姉妹のマユちゃん（2年生）も、U太郎と同じ小学校低学年の部でマラソンデビュー戦に挑みます。
皆それぞれ目標を持って大会に臨みましたが、U太郎にとっては久し振りにライバル（のつもり）AK君とのガチンコ勝負ですから、特に気合が入っております。
実は、前日の19日にAK君の通うK小学校（私の母校）裏の堤防で、AK君と練習会を行ないました。この時、初めてAK親父さん、奥様、AK君のお兄さんらともお会いする事が出来ました。私も本当に久し振り（恐らく四半世紀振りだろうと思います）に懐かしい母校を訪れ、しばし感慨に耽りました。
練習の方は、AK君が普段練習場所としているという1周約800Mほどの堤防沿いのコースを軽く2週流した後、ラスト1周でタイムトライアルを行ないました（私も一緒に走りました）。
この時の勝負はU太郎がわずかに先着しましたが、AK君は前を走るU太郎を観察するようにずっと追走しておりました。併走する私から観てもまだ余力を残しているようでした。
う～～ん、さすがに貫禄があります。
練習後は、お母様も加わり、愚妻も交えて楽しい談笑の一時を過ごさせていただきました。
昼から高校時代の部活（吹奏楽部）仲間の集まりがありましたので、1時間半ほどでお別れしなければなりませんでしたが、次回はどこかでお茶でも飲みながらゆっくりお話ができたらと思います。U太郎もAK君と友達になれて喜んでおりました。
さて、そうして向かえた大会ですが、心配された天気の崩れ（雪との予報でした）も無く、穏やかなマラソン日和でした。ただ、今回は我が家のアッカと、マユちゃんの妹で双子ちゃんのミサちゃんとシオちゃんの3人の未就学児が応援について来ましたので移動が大変です。伊東駅でそれぞれトイレに行かせたりしていたため、会場入りが予定より大幅に遅れてしまいました。
昨年まではそれほど混雑した覚えが無い受付に長い行列が出来てます。小学校低学年が当日参加の受付もあってかなり混雑しているようで、受付終了5分前になっても長蛇の列です。今回、大幅に参加者が増えたそうですが、それにしても受付場所が狭過ぎます。主催者さんには来年以降是非改善をお願いしたいです。
どうにか、受付を済ませ、控え室に場所を取って（大人3人に幼児を含む子供6人ですから大変です^^;）、シャツにゼッケンを装着し、軽くバナナや「バーム」などを飲ませながら、私はプログラムで出走者リストをチェックしました。今回はプログラムで確認しただけでも321人がエントリーしていましたが、今年は知った名前があまり見当たりません。神奈川のMさん姉妹もいませんでした。
スタート30分前になってやっとマユちゃんを連れてのアップに出ました。体操を終わって軽くランニングに出る際、AK親父さんにお声を掛けていただき、AK君とのワンツーフィニッシュを誓い合いました。AK君、トレードマークの青い鉢巻も凛々しく、気合十分のようです。
そして10時、小学校低学年の部がスタートしました。
小学3年生以下とはいえ、さすがに300人以上が一斉にスタートすると結構迫力があります。いつもの事ですが、100M走のような猛ダッシュをかける子がいますが、U太郎には、こういう気負い込んで無理なスタートダッシュをかける子を絶対に追わないように言い聞かせてあります。
でも、今日はAK君とのガチンコ勝負を意識して上気してますから、周りに釣られて無意識にオーバーペースでスタートしてしまう事も有り得ますので、U太郎のスタートが気になり、集団の中でU太郎を探すと、概ね30番辺りを走って行く姿を捉える事ができました。落ち着いて自分のペースを守っているようなので、とりあえず安心しました。
今日のレースは、順当に行けばAK君とのマッチレースになる事が予想されますので、まずはAK君をしっかりマークしてついて行く事、マッチレースになったら自分からは仕掛けず、AK君のペースに合わせて並走、または追走し、最後の直線で一気に勝負をかける事、などを指示してあります。何しろ最後まで彼について行ければ銀メダル以上は確定です。
U太郎のスタートを見送った後、すぐさまナッキを集合場所まで連れて行き、私はゴール前の直線コース沿いでU太郎の帰りを待ちました。
ところが、10kmの部の招集がかかってしまったらしく、10kmに出場する選手たちが集合場所に移動を始めました。
結果が気になりましたが、とりあえず集合場所に向かっているとゴール付近で歓声が上がりました。どうやらトップが帰ってきたようです。慌てて、ゴール前に駆けつけると、ちょうどAK君と思しき選手がゴールしてきました。
う～～ん、やっぱりAK君には勝てなかったか。
続いて2位の子が駆け込んできましたが、U太郎ではありません。
えっ？2位もダメ？
3位、4位、5位とU太郎の姿を探しますが、いません。これ以降はほとんど団子になって選手がゴールしてきますが、U太郎がいません。時計はとうに8分30秒を回ってます。
これは、何かあったな。
と不安になり、嫁たちがいる辺りに駆けて行くと、向うから嫁が走って来るのが見えました。
おい、U太郎がいないぞ。何かあったのか？
と、声を掛けると、
何言ってるの。さっき2位でゴールしたじゃない。
と、嫁が呆れ顔で答えました。
えっ？そうなの？俺、見なかったけどなあ。
マッタク、どこに目をつけてるんだか。
などと言う会話を交わしていると、私のゼッケンを見た係りのおじさんに
ちょっと、あんた。10km出るんでしょ？もうスタートしちゃうよ。
と注意され、慌てて集合場所に駆けつけましたが、もうほとんどの選手が集合を終えており、私は一番後ろからのスタートとなってしまいました。（私のレースについてはまた後日報告します。）
レースを終え帰ってくると、ちょうど小学校高学年の部の表彰式が始まるところでした。私を見つけた嫁が、ナッキの5位入賞を伝えてくれました。タイムは20分40秒。昨年より2分近くも縮めました。野球チームで駅伝練習は積んでいたものの、最近5kmは走ってませんでしたから、ちゃんと完走できるかどうかさえ心配だったので、これは快挙と言えるでしょう。
やったな！
と喜んでいると、U太郎が、ズッシリ重い銀メダルを首にかけて嬉しそうに準優勝の報告に来ました。タイムもAK君と5秒差の7分30秒だったとの事で、敗れはしましたが、一時はトップに立つなど、彼なりに納得の行くレースだったようです。U太郎も昨年から1分以上もタイムを縮めました。
因みに、昨年までの大会記録が7分45秒でしたから、AK君は一気に20秒、U太郎も15秒更新しました。3位の子も7分40秒だったそうですから、3位までが大会記録を更新した事になります。
U太郎ラストスパート U太郎表彰式
力走するナッキ 従姉妹のマユちゃん
3人とも頑張りました マスコットのミカリンと記念撮影
また、後で表彰式の写真を見て分かったのですが、私がAK君のウィニングゴールだと思ったのは、実は3位の子のゴールシーンでした。ちょっと感じが似ていたので勘違いしてしまったようです。どうりでU太郎が見当たらなかったはずです。
ところで、初マラソンのマユちゃんは残念ながら目標の100番に入れず、U太郎とナッキのメダルを羨ましそうに見ておりました。
これからうんと練習して来年はもっと良い成績を出そうね。
双子の妹ちゃん達も来年はマラソンデビューだね。
大会後のお楽しみ抽選会では、最後までいたものの、結局何も当たりませんでしたが、帰りは皆で温泉に入った後、ちょっと遅めの昼食にステーキを食べて、干物を買って帰りました。私のレース結果だけ不満でしたが、楽しい週末となりました。
最後にAK君、優勝おめでとう！ヽ(^o^)丿
次は3月の「テレ玉マラソン」で勝負だね。U太郎も今度は負けないように頑張るそうです。次は勝たせてね。(^_-)-☆