社会保障は高齢者だけのものではない | 近藤ひろしオフィシャルブログ Powered by Ameba

社会保障は高齢者だけのものではない

 新たな週がはじまりました。きょうの街宣エリアは春日井市や半田市など名古屋市周辺。街宣車で、自転車で、多くの皆様にご挨拶させていただきました。厳しい戦いですが、近藤ひろしは最後まであきらめない!今週も一歩一歩、着実に前進します。





 きょうは政策解説の第二弾。現役世代の社会保障についてお話したいと思います。

 社会保障といえば高齢者向けというイメージがあるかと思います。社会保障の代表例である医療、介護、年金はいずれも給付先のすべて、もしくは大部分が高齢者だからです。

 しかし本来、社会保障は高齢者のためだけのものではありません。例えば失業対策や子育て支援、少子化対策などは社会保障の重要な課題です。日本はこの現役世代向けの社会保障が手薄だと指摘されています。

 主に先進国が加盟するOECD(経済協力開発機構)の資料によると、高齢世代向けの公的支出規模がOECD加盟国平均の136%にあたるのに対し、現役世代向けの支出は34割にとどまっています。日本は国際的にみて、社会保障給付が高齢世代に極端に偏っている国なのです。

 高齢者の皆様に安心して暮らしてもらうのも大切ですが、現役世代がいきいきと働いたり、子どもがたくさん生まれたりする社会でなければ活気が生まれません。私はぜひ、すべての世代の皆様のための「全世代型社会保障」を築いてまいります。

 実現までは多くの壁があるでしょうが、私はあきらめない!!チャレンジ、日本!