今日は暑かった晴れガーン













暑い日になると、いろんなことを思い出すんですけど、今日はそのひとつをお話ししようかな。












高校の時にたまり場だったKの家で、いつも通り5、6人で話してたら、どうやらKは好きな人ができていい感じらしい…
しかも女子大生











その日は、その恋を応援しつつ、バカにしながらみんなでワイワイしながら過ごしました。












月日がたって、いつものように、Kの家に行ったら顔面蒼白…




なにがあったと聞いたら、恋の相手が、実は男(4つくらい年上だったかな)がいたらしく、その男から直で電話があったらしい…











電話の内容は、とてつもなく怖かった…












明日の夜何時に、1人で来いとのことでした。











沈黙が続く…










一緒にいた勇者Aが口を開く
「俺がバレないように後ろからついてってやる」と











ありがとうと泣き出すK。












僕はなぜか、誰にも言わないで、助けに行くことを決めていた…













次の日、刻一刻とその時間が近づいてくる…












僕の作戦は、時間がちょっと過ぎてから登場して、あっと言わせる圧倒する一撃をくらわせて向こうが怯んでる間に、みんなで逃げようと考えていた。










「時間だ…」












親の目を盗んで、金属バットを持ち、お腹には厚めの雑誌、そして自転車に乗りいざ目的地へ…












嘘かと思いますが、足が震えて自転車がこげない。

幸い目的地まで下り坂ばっかりだったので、震えがおさまるまでの時間にはじゅうぶんだった。












待ち合わせ場所まで数百メートル手前から、叫びながら思い切り自転車をこいだ。








「うおぉ-!!」













しかしそこには誰もいなかった…













Kに電話してみたら、どうやら誰も来なかったらしい。
しかもKは、呑気に友達呼んでビリヤードしてた…
勇者Aも普通に遊んでた












返せ俺のドキドキ








結局僕は端から見たら、ただの野球少年でした。











家に帰ったら母ちゃんがどこ行ってたの?って聞くから、バッティングセンターって言いました。














でわパー
みなさん暑すぎて体調を崩しませんように