こんばんは〜、ペーパー薬剤師のヒロシです、
今日は暑くて名古屋で最高気温が37度、体温より暑いくらいですね、水分補給は良く心がけて、熱中症にはお気をつけてください、
水分補給と言いますが、水ばかり飲んでると、体が怠くなった経験はありませんか?
人間の血液を含めた体液には、浸透圧と言うものがあります、
浸透圧とは、濃度の異なる水を半透膜で隔てると、水は半透膜を自由に移動しますが電解質は通さないため、濃度の低い方から濃度の高い方に水が移動します。この水を引っ張る力を浸透圧といいます。
輸液で使う生理食塩水は、塩分濃度が0.85%です、これが人間の体内に浸透圧と同じ等張液です、水1リットルに対し塩8.5gと言うことです、
ちなみにvegefirst のお弁当のオカズはこの塩分濃度を目安に調整してます、ですからvegefirst のお弁当を薄く感じる人は普段の塩分取り過ぎかな🤔、
こう様に、0.85%の生理食塩水、5%ブドウ糖液などは浸透圧が体温と同じなので、等張液と言います、別名、アイソトニック液などとも言います、良く耳にしませんか?
そう、アイソトニック飲料とは、糖、食塩やほかのミネラルを入れて、浸透圧を調整して体と同じ等張液にしている物なのです、ですから、腸管からの吸収も早くなります、
浸透圧が体液と同じは等張、高いのは高張、低いのは底張となります、
ハイパートニックは高張液
アイソトニックは等張液
パイポトニックは低張液、運動後はこの若干低めが吸収が早く、いいです、
赤血球がこんな感じなります、暑さで沢山汗をかくと、高張になり、喉が渇き、大量に水を飲みますよね、この様な時には、大量に砂糖の入った、清涼飲料水はあまり好ましいとは思いません、
逆に大量の発汗と同時に塩分もでますので、汗ってちょっと塩っぱいですよね、水だけを沢山飲むと低張となりますので、身体が怠く感じるケースがあります、ですから、生理食塩水ほど厳密とは言いませんが、ほどほどに塩分もとってください、
なおカフェインの入ったコーヒー、紅茶、緑茶は利尿がかかりますので、脱水の方に働きかけますので、夏場の炎天下ではほどほどにお取りくださいませ、
あと、あまり冷たいものですと、体温まで上げてから吸収しまうので、冷たい物ばかり、取られるのも、控えてください、そういう私もこう暑い🥵とつい冷やした物ばかりとってしまいますが、
まだまだ、暑い日が続きますが、水分も工夫してお取りください、
今日もお付き合いありがとうございました😊、
では、また。