どうもこんにちは。都築寛史42歳です。
絵本を読んでくれた子どもたちの誕生日に、
毎年バースデーカードを送り続けている出版社があるそうです。
ロングセラー絵本「こぐまちゃん」「11ぴきのねこ」などのシリーズで知られる出版社・こぐま社ですが、
購入した本に挟まれている愛読者カードに、絵本の感想や名前、年齢などを書き込んで送ると、
毎年誕生日にこぐま社からバースデーカードが送られてくるそうです。
絵本を「読んで!」と言ってくれた子どもたちひとりひとりに「ありがとう」を伝えようと、
1966年に創業してまもなくしてから、バースデーカードを送り始めたそう。
描き下ろしの絵や絵本の一場面が描かれたポストカードで、宛名や住所は手書きされています。
10歳の誕生日に送られる手紙はいつものバースデーカードではなく、
封書に入った少し長い手紙とのこと。
その手紙には、
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これから大きくなっていくにつれて、
きっと今までよりももっといろいろな種類の本に出会うことになるでしょうが、
勉強やスポーツや、さまざまな楽しみも増えて、
本からしばらく遠ざかることも、きっとあると思います。
でも、もし、あなたがこまったときや、何か知りたくなったとき、
だれかに相談したいときは、その相談相手として“本”があることも、
どうぞ忘れないでいてください。
本の中には、何百年も昔から生きてきた人々の知恵や知識や
おもしろい考えが、いっぱいつまっています。
きっと本があなたの力になってくれるときがあると、私たちは信じています。
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こう締めくくられています。
節目を意識し、考える力もついてきた10歳というタイミングで、
あらためて本に向き合って考えてもらいたい、という思いが伝わってきました。
自分も娘ちゃんに絵本を読むことは勿論ありますが、
ここまでのことをしたことがなかったので
ぜひ利用してみたいなと思いました。
この温かいメッセージをいつか娘ちゃんも理解してくれたら
嬉しいなあと思います。