http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110922-00000302-zai-bus_all
「世界中で金を売っているのは日本だけ。中国、インド、東南アジアにいたっては、必死に買いに走っている状態です」と金の人気ぶりを語るのは、スタンダード銀行東京支店長の池水雄一氏。
金価格は9月6日現在、1オンス=1901ドル、日本円で4701円と高値続伸中。それでも「まだまだ上がる」と池水氏は断言する。
「マクロ要因としては、米国の凋落が大きい。基軸通貨であった米ドルを保有すること自体がリスクとなりつつある。発行体リスクのない金にお金が流れるのは必然的」(池水さん)。
FRBをはじめ各政府は、景気対策のために通貨供給量を増やし続けている。その資金量の拡大に連動するように金価格は上昇。余ったお金が金に流れ込んでいる証拠だ。「つまり、米国の金融緩和政策の続く2013年まで金価格は下がらない」(池水さん)。
強い買い手がいる点も注目だ。「各中央銀行は外貨準備の一環で金を保有。欧米はその割合が7割前後ですが、新興国も急ピッチで比率をあげている。中国、インド、ロシアあたりの中央銀行は必死で金を買っている状況です」。さらに、中国では国民全体に金フィーバーが起こっている。
金の強さは当分続き、「年末までに4900円。来年には、5500円も突破しそう。ただし、価格が高くなった分、短期的に大きな調整局面を繰り返しながらの上昇となるだろう」。
(文/酒井富士子)