“岡本太郎本”がいまなお売れ続ける理由 | スクランブル交差点

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岡本太郎の誕生日の2月26日、「TARO100祭」を皮切りに生誕100年記念事業が動き出した。

「生誕100年という機会を“岡本太郎を次の時代に伝える”ために生かすことは、数年前から考えていた」と語るのは岡本太郎記念館館長の平野暁臣さん。
平野さんは太郎のパートナーであった故・岡本敏子の甥でもある。

「没後10年企画は次々と持ち込まれましたが、敏子は“太郎は死んでいない”と受け付けませんでした。この生誕100年事業は僕と敏子の約束でもあるのです」。

現在、東京国立近代美術館で開催中の「生誕100年 岡本太郎展(~5月8日)」をはじめ、作品集『岡本太郎 爆発大全』(河出書房新社)の出版、演劇、復刊と巨大な事業が進行している。

そして、いまなお岡本太郎の生き方、言葉を無心になって求めるように、10~20代の間で著作が売れ続ける理由を

「若い人々が太郎を求めるのは本当のことしか言わなかったから。人から聞いた話もしなかったし、自分の言葉に保険もかけなかった。若い人には自分自身でTARO WORLDに漕ぎ出して欲しいですね」

と、平野さんは語る。

今年は岡本太郎との出会いが幾つも用意された画期的な年になりそうだ。

(ダ・ヴィンチ4月号「出版ニュースクリップ」より)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110330-00000302-davinci-ent