紙資料をドキュメントスキャナーで取り込み始めると、デスクまわりがスッキリ。データをクラウドに保存しておけば、外出先からだって閲覧できるし、購入した書籍や雑誌を「自炊」してPDFにするのもハヤっている。そんなヘビーユーザーにしてみれば、ドキュメントスキャナーの性能は高いほどうれしいはず。
「ScanSnap N1800」は、USB接続の従来モデルと異なり、ネットワークに直接接続できるのが特徴だ。初期設定は必要だが、特定のPCを起動して使う必要がない。複数台のPCを運用している環境に向いている。
操作はタッチパネルで行う。スキャナーのタッチパネルとしては大きすぎて違和感を感じるが、そのぶん作業はしやすい。スキャン画像のプレビューもできるので、取り込みに失敗していないか確認しながら作業できる。スキャンに失敗しているのに気づかずに、元の資料を捨ててしまった、なんていうトラブルも防げるだろう。
スキャンしたデータは、ネットワークフォルダに保存できるほか、メールやFAXで送信したり、プリンタで印刷可能。メール経由でEvernoteに保存することも可能だ。また、今後公開されるアドオンを導入することで、Googleドキュメントやクラウド型の顧客管理アプリ「Salesforce CRM」などにも保存できるようになる。
読み取り速度は、300dpiの解像度で1分間に20枚40面、一度に50枚までの原稿をセットできる。A3用紙はキャリアシートを利用して対応。このあたりの性能は、従来モデルの「S1500」と同じだ。
価格は17万8000円と高嶺の花なので、ホビーユースでは手を出しにくいかもしれないが、大量にスキャンするビジネスユーザーなら、メリットは大きい。筆者の場合、クラウドサービスの「Dropbox」に対応するアドオンが公開されたら、衝動買いしてしまいそうだ。
■ITライター柳谷智宣の物欲刺激度 ☆☆と半分
日々大量の紙資料や雑誌をスキャンしているので新モデルには興味津々。
■編集担当Kの物欲刺激度 ☆と版分
A3スキャン可能なADFを備えたプリンタ複合機を買ったワタクシ。インクジェットだが4万円台。無線LANにもつなげる。写真の印刷はイマイチだが、それ以外で不満はない。自宅はこれで十分だ。まあ、編集部のデスクは紙の資料に埋もれているので、これが便利だと思うが、ちょっと価格が高いかな。
■PFU ScanSnap N1800 実勢価格 17万8000円
PFUからドキュメントスキャナーの新製品が登場した。「ScanSnap N1800」はネットワーク機能を搭載し、8.4型のタッチパネルを備えたビジネス向けのモデル。クラウドサービスと連携でき、スキャンしたデータを活用する環境を整えられる。サイズは300×226×172mm、重量は6kg。これ一台で、個人向けの「ScanSnap S1500」が3台も買える価格なのだが、その実力やいかに?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110308-00000504-sspa-bus_all
これがPFU ScanSnap N1800です。