3Dメガネを必要としない世界初の裸眼3D、モーションセンサーとジャイロセンサーを内蔵、『AR(拡張現実)ゲームズ』など、まさに“次世代”といえる機能が満載。1月20日の予約開始日には徹夜組も現れたほど人気は過熱し、すでにネットオークションでは定価25,000円以上の値がつけられている。
一方、ライバル機種である「PSP(プレイステーション・ポータブル)」を販売するソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、この「3DS」人気に待ったをかけるように、年末発売予定のPSP後継機「NGP(ネクスト・ジェネレーション・ポータブル)」を1月27日に発表した。
この「NGP」、携帯ゲーム機ながら「PSP」の約4倍という「PS3」レベルの映像表現を可能にし、5インチの画面にはタッチスクリーンを、背面にはタッチパネルを搭載。さらに、携帯ゲーム機として初めて3G通信機能を内蔵というスペックを実現し、ゲームファンを驚かせた。
それぞれ任天堂とSCEによる渾身の携帯ゲーム機とあって、ユーザーはどちらを購入すればいいのか判断に迷うところ。人気ゲームブログ『オレ的ゲーム速報@刃』の管理人・jin氏は、「NGPは、(3G通信機能で)ネット回線を使ったパソコン並みのオンラインゲームができるようになるのでは。たとえば、 FF11やFF14のようなオンラインRGPが携帯ゲーム機でできるようになると思うと夢が膨らみますよ。コアゲームユーザーである私個人としては、 3DSよりもNGPのほうが期待値は大きいです」と語る。
ただ、先の話だが「NGP」には不安要素も。最大のアドバンテージともいえる「PSP」のキラーコンテンツ『モンスターハンター・シリーズ』が、ライバルの「3DS」でも発売される可能性があるというのだ。
「おそらく今後、モンハンシリーズは3DSとNGP、両方で発売されるでしょうね。DSの性能ではモンハンを作ることはとうていできませんでしたが、 3DSはPS2以上の性能といわれているのでスペック的には問題ない。それに『モンハン3rd』の据え置き機版はWiiで発売されていましたから、任天堂とのパイプもあるわけです。ですから、NGPがモンハンを独占するという可能性は低いと言わざるをえない」(jin氏)
今年築かれる「3DS」の堅い牙城を「NGP」は崩せるか、次世代携帯ゲーム戦争は2012年に幕を開ける。
(取材/昌谷大介)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110225-00000314-playboyz-bus_all