こうした動きに刺激を受けてか「クーポン購入サイト」も顔負けの割引サービスを行うお店が登場した。都内で展開するステーキレストラン『steak & cafe KENNEDY』(以下、ケネディー)は、780円のキッズパラダイスプレートを0円で販売するというかなり大胆なキャンペーンを行ったのだ。
キャンペーンは1月31日までの期間限定で、対象となるのは小学生以下の子供。告知はホームページと店舗、チラシのみ。事前にクーポンを入手したり何か登録したりする必要は一切なく、小学生以下の客であれば誰でも0円でキッズプレートを食べられる、というごくごくシンプルなサービスだ。
同レストランを運営するSTEAX(ステークス)の代表取締役・中路優理氏によると、キャンペーン期間中は小学生以下の来店が通常時の約3倍上ったという。また、小学生とともにその親などの来店も増え、キャンペーンの効果はかなり高かったようだ。
だが、終わってみれば成功をおさめた同キャンペーンも、実施に踏み切るには不安もあったはずだ。キャンペーンをいいことに小学生の集団が0円キッズプレート目当てに押し寄せれば、店側は戸惑うだけでは済まないからである。これについて代表の中路さんはこう語る。
「創業して今年で14年目になるんですが、当時から通ってくださるお客様が、今では結婚して子供もいる、というケースが増えてきているんです」。
このキャンペーンは、子供に向けてのPRというだけでなく、いつも通っている親たちへのサービスでもあったというわけだ。またキャンペーン期間中、0円キッズプレート目当てに小学生だけで来店したケースは無かったという。
期間・品目限定とはいえ「割引率100%」に踏み切ったこのキャンペーン、消費者としては有り難い話だが、今後も追随するお店が出てくるかどうか、期待と共に注目したいところである。
(R25編集部)