何か一つのことができるようになった時、 自分一人の手柄と思うな。 | 【2歳3歳の子育てアドバイザー】イヤイヤ期の子育てで悩むママのための育児の学校「つみきカレッジ」

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子どもの本音が分かれば、「イヤイヤ」の対処法がわかります!我が子への実践、幼児教材制作会社での経験、保育士資格の知識を元に、ママがラクになれるようなお話、「イヤイヤ期」の対処法などを書いています。

おはようございます。


桑名市にある居酒屋「てっぺん」代表の大嶋啓介さんのメルマガに、
こんなことが書かれていました♪

まずは読んでみてください。
(転載OKということになっています)

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桂小金治さんのお話です。
心に響きます。

=====
ところで、この頃(10歳頃)、
僕にとって忘れられない出来事があります。
ある日、友達の家に行ったらハーモニカがあって、
吹いてみたらすごく上手に演奏できたんです。

無理だと知りつつも、
家に帰ってハーモニカを買ってくれと親父にせがんでみた。

すると親父は、

「いい音ならこれで出せ」

と神棚の榊(さかき)の葉を1枚取って、
それで「ふるさと」を吹いたんです。

あまりの音色のよさに僕は思わず聞き惚れてしまった。

もちろん、親父は吹き方など教えてはくれません。

「俺にできておまえにできないわけがない」

そう言われて学校の行き帰り、 葉っぱをむしっては一人で草笛を練習しました。

だけど、どんなに頑張ってみても一向に音は出ない。
諦めて数日でやめてしまいました。

これを知った親父がある日、

「おまえ悔しくないのか。 俺は吹けるがおまえは吹けない。
おまえは俺に負けたんだぞ」

と僕を一喝しました。
続けて

「一念発起は誰でもする。
実行、努力までならみんなする。
そこでやめたらドングリの背比べで終わりなんだ。
一歩抜きん出るには
努力の上の辛抱という棒を立てるんだよ。
この棒に花が咲くんだ」

と。

その言葉に触発されて
僕は来る日も来る日も練習を続けました。

そうやって何とかメロディーが奏でられるようになったんです。

草笛が吹けるようになった日、
さっそく親父の前で披露しました。

得意満面の僕を見て親父は言いました。

「偉そうな顔するなよ。
何か一つのことができるようになった時、
自分一人の手柄と思うな。
世間の皆様のお力添えと感謝しなさい。
錐(きり)だってそうじゃないか。
片手で錐は揉めぬ」

努力することに加えて、
人様への感謝の気持ちが生きていく上で
どれだけ大切かということを、
この時、親父に気づかせてもらったんです。

翌朝、目を覚ましたら枕元に新聞紙に包んだ細長いものがある。

開けて見たらハーモニカでした。

喜び勇んで親父のところに駆けつけると、

「努力の上の辛抱を立てたんだろう。
花が咲くのは当たりめえだよ」

子ども心にこんなに嬉しい言葉はありません。
あまりに嬉しいものだかち、お袋にも話したんです。

するとお袋は

「ハーモニカは3日も前に買ってあったんだよ。
お父ちゃんが言っていた。
あの子はきっと草笛が吹けるようになるからってね」

僕の目から大粒の涙が流れ落ちました。

いまでもこの時の心の震えるような感動は、
色あせることなく心に鮮明に焼きついています。

かつての日本にはこのような
親子の心の触れ合いが息づいていたんです。

=====

いやー、ステキな話じゃないですか♪

「一歩抜きん出るには
  努力の上の辛抱という棒を立てるんだよ。
  この棒に花が咲くんだ」

この時、お父さんが、
手取り足取り、
「こうやってやるんだよ」

と教えてあげたらどうなっていたでしょうか?

最近のお父さんは、「イクメン」と言われるように、
お子さんに関わることが好きな方が増えてきています。
僕もそうです。
でも、

だからと言って、子どもがやろうとしているところを先回りしすぎてしまうと、

「努力する」
「やってみる」
「できるにはどうしたらいいか考えてみる」
「できないときに歯を食いしばって耐える」

こんな気持ちが育たなくなってしまいます。

あまり子ども任せにしすぎると、今度は放任になったり、スパルタになったりするので難しいところなのですが、今回のお話のお父さんは、きっと、やさしいまなざしでお子さんの努力する様子を見ていたんだろうな、と思いました。


そして、できた時に
「得意になるなよ」
と釘をさすことも忘れません。


こういうのが道徳教育って言うのでしょうね。

実はつい2日ほど前、
地域で子育て活動をしていらっしゃる、60代の男性とお話する機会がありました。

この方が、似たようなことをお話していたのを思い出しました。

「子どもを叱るときは、信念を持って叱らないといかん。
私が子どもを叱るのは次の2つのことをしたときと決めていました。

それは、
『自分より弱いものをいじめたり、中傷したりした時、
そして、自分でやると言ったことを途中で投げ出した時』」

だそうです。



子どもの将来のことを本当に考えた時、親が何をするのがベストか、
また、何をしないのがベストか、常々考えたいな、と思います。




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