▼世界史が伸び悩む生徒の特徴

 ・世界史の自学自習ができない   ・授業中は受け身、空欄を写しているだけ。

 ・知識が点で体系化されていない。 ・流れなどではなく、プリントを覚える勉強をしている

 ・問題文を読めない、誤読する。自分の解釈で解答する。

 ・暗記を苦痛だと思っている。

 

▼世界史の得点が高い生徒の特徴

 ・世界史の自学自習力がある   ・授業中はメモを取り、質問をすることができる

 ・知識の関連や因果関係が分かっている ・プリントはあくまで参考。まとめノートなどを作っている。

 ・問題文や出題者の意図をしっかり掴んで回答する。

・暗記を楽しんでやっている(面白い年号の暗記など)

 

→世界史が得意な生徒は、自分で考えて自分で学ぶ姿勢ができている。良い先生に教えてもらっているから、良い教材を使っているからではなく、大事なのは本人の姿勢

 

▼世界史の勉強法

 <input>

 ・教科書や資料集で概観を掴む

 ・教科書を読み、わからないところは用語集、資料集を参考に補足する

 ・地図帳も広げ、地理的イメージを持つ

 <output>

 ・教科書ワークを埋めていく。(出てこないところは要チェック!)

・ノートやルーズリーフにまとめる

・問題演習を行う。(最初は一問一答で知識を確認する、その後は総合問題を解く)

 

▼テストの解き直し、模試の解き直しについて

 どの科目でもテストは受けた後が大切テストはどこがわからないかを明確にするためのもの。したがって、終わった後にどこが足りなかったか、理解が甘かったか振り返ることで一番力が付く。「赤点じゃなくてよかった」「一夜漬けしてなんと乗り切った」といって安心している人に良い未来はない。こうした姿勢や行為は未来の自分に借金を押し付けていると思うこと。今頑張ることは、未来の自分へのプレゼント。過去の自分に感謝できるよう今を大切に過すこと!

 また、「振り返りはスピードが命!」。時間が経つと億劫になり、効果も薄れる。すぐにやること!これからは、テストが終わって遊ぶではなく、テストが終わってからこそ、勉強だと思うこと!

 

▼勉強は楽しい!

 勉強は視野を広げ、選択肢を増やし、人を自由にしてくれる。ともすると、勉強をすることはガリ勉と揶揄され、頑張ることが恥ずかしかったりする人もいるかもしれない。しかし、多くの大人もそうだし、卒業生の多くも「もっと勉強をしておけばよかった」とよく言う。私もその一人。私は高校2年生の夏頃から本格的に勉強を始めた。教室の机の上は参考書を山積み。村上の机は要塞だなとも言われた。高校二年生の時は、部活の後、夜と朝を合わせて3時間、それだけでは足りないので、休み時間も人目も気にせず勉強していた。(もちろん、友達と遊ぶこともあったが)。私は要領が悪く、不器用なので時間ばかりがかかったが、逆に時間があればできるという自信もあった。ただ、面白いことに勉強をするといろんなことが知れて、とても楽しくなる瞬間が何度もあった。特に世界史のことが英語で出てきたり、現代文との関連があったりと、勉強していることがつながる瞬間がたまらく好きだった。高校3年生になると12時間以上は勉強していた。もっと早くからやっていればとやはり思う。そして、大学では好きな勉強を一杯した。そして、今も勉強を続けているし、また大学に行きたいと思っている。「勉強は楽しい」。皆さんも早くこのことに気づいて、胸を張って欲しいなと思う。

一緒に楽しく勉強しましょう!!