こんにちは!息子に「○○!」と名前で呼ばれるようになった広瀬可菜です(=゚ω゚)ノ

 

星「○○はママの宝物!」

 

 

 

最近の息子の口癖です。

 

小さい頃からずっと『○○はママの宝物だよーーー!』って言っていたのを、最近覚えて言うようになりました。

 

ぎゅーってするのも甘えるのも大好き。

 

「ママ、行ってきますのちゅーしてから行くね!」

 

って言われたときは、夫にすぐに報告しました。

 

保育園でそんなこと言われたら恥ずかしくて死んでしまう‼

 

息子とママのやり取りならいいけど、少し前までの夫と私のやり取りなので、羞恥心にかられました。

 

星私は母親とも父親とのスキンシップをとった記憶がない

 

 

 

お父さんとはDVというコミュニケーションをとっていましたが、

 

お母さんと手を繋いだ記憶も抱きしめられた記憶もないです。

 

物心ついた頃には嫌われているように思っていました。

 

お母さんが私に自分を重ねていたのは大人になって気づいたけど、

 

私に自分を重ねて辛くなるなら自分の過去から逃げなければいいのにって、思ってしまいます。

 

私はちょっと感が良くて、人が受け取ってほしくないものまでキャッチして、

 

ケンカしたときにはそれが悪い方向に働いて大事な人を鋭いナイフで切り付けていると思います。

 

だから、お母さんは余計に私が嫌いなんだと思います。

 

自分を理解している娘が自分の嫌な過去を引っ張り出して生きているって、思うのかな。

 

星『お母さんのように子どもを愛せなかったら…』

 

 

息子を妊娠していたときに私が夫に話した言葉です。

 

妊娠が分かったときは喜んでいたのに、だんだんと不安になったんです。

 

お母さんは「娘はいらない、女の子は愛せない」、そう言って息子2人を引き取って今でも大事に大事にしています。

 

私は女だったから愛されなった、じゃあ、お腹の子が女の子だったら私も愛せないのかなって、不安になって。

 

あの時に迷わず私の手を掴んだ夫を、絶対忘れない。

 

「可菜はお母さんとは違うよ、可菜なら大丈夫。俺もいるから、一緒に育てていこう」

 

そういって、力強く掴んでくれた手を私は忘れないから。

 

私は夫の言葉に救われて、「私なら大丈夫」って自分と重ねて私を見る母親の亡霊を引きはがした。

 

性別が分かった時、男の子だったことを喜んでいるんじゃないか、男の子だから愛せるんじゃないかって罪悪感に襲われたけど、

 

どっちでも関係なかった。

 

お腹の中で一緒に育ってきた息子の性別なんて関係なかった。

 

だって、息子だろうが娘だろうが自分とは違う人間で、似ているところがあっても全く違う人間で、

 

産まれてくれてありがとうって気持ちしかなかったよ。

 

母親を知らない、母親に育てられてないって言われ続けて、自分が母親になれるか不安だったけど、

 

自然と母親になれて、自然と子供を抱きしめて、この子の人生を守っていきたいって思ってた。

 

お母さんと私は全く違う人間なんだって、やっと切り離せることができたのは息子のおかげだ。

 

星自分の過去と向き合いながら「ママ」になる

 

 

自分が子供の頃に母親にされたことを無意識に思い出して、

 

無意識に母になった自分と重ねて、記憶を粉砕して組み直して子育てをしていく、らしいです。

 

自分の人生の責任をこの人たちが取るわけじゃないって思って生きてきたから、

 

家族だけどお母さんとお父さんは私にとって血は繋がってても他人って意識がちゃんとあって、

 

息子と私と夫も他人ということを理解できて、よかった。

 

息子を抱きしめるとほっとします。

 

子どもの頃、保健室で見つけたポスターを見て、寂しくなった。

 

ただ、抱きしめてほしい瞬間がいくつもあったのに、お母さんに拒絶されるのが怖くて、

 

手を伸ばすことができなかった。

 

愛情を欲しいと思った過去の自分を、夫と息子が満たしてくれた。

 

本当に、ありがとう。

 

お互いに、自分たちのために幸せになる人生を選択して、歩いていこうね。