吉本隆明氏の「老いの超え方」を読むと、お年寄りというものを、ひとくくりに考えるのがいかに間違っているかが良くわかる。ある人からこんな事を聞いた。

<私は、運動のために毎日、ゴミ出しをしているのに、持ちましょうと、それを運ばれるのが嫌で、若い人がいない時間をねらってゴミを出している>

「持ちましょう」
「いや、私は、運動のためにやっているので、ご心配なく」
と言えば、良いのだろうが、それが、なかなか言えないのではないだろうか。

私も、老人に近づいているのだが、みんな、色々なことを考えているのだ。