ピアノを習うと避けて通れないのが…練習。
やっぱり大事です♪
ピアノは、指を速く動かせるだけでは弾けるようになりません。
楽譜をひらがなを読むように、よどみなくすらすら読めるようになることがとても重要なのです。
いちいち線の高さを数えているようでは、あっという間に行き詰まってしまいます。
⚫︎練習しないから音符を覚えられない。楽譜が読めない。
↓
⚫︎練習不足のためレッスンで思うように弾けない。
(練習していかないことが続くと私に注意されるし…)
↓
⚫︎ピアノが楽しくない。
ますます練習したくなくなる。
楽譜は読めないまま。
…なんてことになったら、せっかく習い始めたのにもったいないですよね。
「ピアノが楽しい♪」となるにはできるだけ早いうちにこの循環を抜け出す必要があります。
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ではどうすれば楽譜をすらすら読めるようになるのでしょうか?
それこそ毎日の練習です。
練習してください、としか言いようがないです。
楽譜の読み方のルールを分かった上で慣れるしかありません。
毎日少なくとも30分程度集中して練習していれば自然に、いやでも読めるようになります。
(*何らかの発達上の特性によって読譜が困難な場合等は除きます。専門知識がないため言及できません。)
生徒さんに時々どのくらい練習しているのか聞いてみるのですが、毎日30分以上練習する生徒さんで楽譜を読むのが苦手な生徒さんは今まで1人もいませんでした。
私が子供だったときを振り返ってみると、レッスンで楽譜を読むための指導は特にこれといってありませんでした。
けれどもピアノの楽譜(大譜表)を読むのに困ったことはなかったです。
習い始めて1年経つ頃には毎日3時間以上練習していました。
楽譜が面白いようにすらすら読めるので、それが楽しくて、次々に初見で片っ端から試し弾き、遊び弾きをすることも多かったです。
1日でソナチネアルバム1または2を全部弾く、とか。
ショパンのワルツ全部つまみ食い、とか。
ピアノを「時間を忘れる楽しい遊び」と感じられたのは、楽譜がすらすら読めたからだと思います。
ピアノを習っている友達はたくさんいましたが、楽譜が読めない子は少なくとも私の周りにはいませんでした。
それはなぜなのか考えてみると、昭和のあの頃(!)は、現代のように週にいくつも習い事を掛け持ちする子や小学生のうちから塾に通う子は少なく、放課後はピアノの練習に集中できたからかもしれません。
また電子ピアノが普及しておらず、ピアノを習うとなったら高価なアップライトピアノやグランドピアノを購入する必要がありましたから、親御さんがピアノを習わせる覚悟もそれなりに大きかったのだと思います。
習うからには練習するもの、練習しないでレッスンに行くのは後ろめたい…という意識が子供心にもありました。
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さて時代は変わっても、飛び抜けた技能を身につけるには時間と手間がかかるという本質は変わっていないはず。
ピアノが弾けるといいな♪と思ったら、時間と手間をかけてみる価値あり…だと思います!
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