発表会まで残すところ、約1か月となり、暗譜できている生徒さんが増えてきました。
本番の1か月前までに暗譜できていたら、ひとまず順調です。
残りの期間は、さらに安定性を高めて、演奏に磨きをかけていけることでしょう。
暗譜まであとひといきの生徒さんも、まだ間に合うでしょう。
弾き込みながら暗譜していけると思います。
まだそこまで進んでいない生徒さんも、あきらめないで頑張ってくれることを信じたいと思います。
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さて、暗譜はできたけどなんだか上手く弾けないように感じている生徒さんもいるようです。
そのような生徒さんにある程度共通した傾向があります。
①暗譜したあと、楽譜を見て弾くことが少なくなる。
②レッスンで、講師がアドバイスしている最中に、まだ話し終わっていないうちから弾き始めてしまう。
の2点です。
①について。
楽譜は素敵な演奏をするための情報の宝庫です。
暗譜したつもりでも、音を覚えただけで意外と細かいところまで覚えていない可能性があります。
大切なことを見逃しているかもしれませんので、楽譜を見ながら弾くことも忘れずに。
②について。
せっかく客観的にアドバイスがもらえるのに、やみくもに弾くのは損です。話をよく聞かずに、講師の話を遮って弾き続けるのなら、家での練習と変わりません。
話を聞いてもらえないと、教えたくても教えられなくて困ってしまいます。
一生懸命に弾こうと頑張っていることはよくわかります。
ただ、弾くことに一生懸命になりすぎると、人の話を聞く余裕がなくなってしまうのでしょうね…
ここはひとつ落ち着いて、講師のアドバイスに耳を傾けてもらえると、解決のヒントが見つかる可能性が高いと思います。
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