小学校では、伴奏オーディションの季節のようです。
卒業式、6年生を送る会など…
当教室でもチャレンジした子達、います。
みんな、いつもより何倍も、それはもう驚くほど一生懸命にがんばって練習していました。
ときには同じ教室の子同士が同じオーディションを受けることもあります。
もちろん、みんなにオーディション合格してほしいと思います。
それでも…オーディションというからには選ばれる子、選ばれない子がいることは避けられないこと。現実は厳しいです。
私自身の経験から選ばれる側と選ばれない側どちらの気持ちも痛いほど想像できるので、内心とても複雑です。
オーディションに合格したら...
ピアノ伴奏者に選ばれたら自信を持って、貴重な経験をできることに感謝して精一杯がんばってほしいです。
★6年生を送る会の合唱伴奏に選ばれた4年生さんと、★卒業式の合唱伴奏に選ばれた6年生くん、おめでとう♪
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オーディションに不合格だったら…
残念ながらピアノ伴奏者に選ばれなかったら、勇気を出してオーディションにチャレンジしたことに誇りを持ってほしいです。
ピアノを習っている子は沢山いるけれど、学校の伴奏オーディションに参加する子は多くありません。(聞いた話では学年で数人〜多くても十数人?)
それだけ、チャレンジするのはハードルが高いのだと思います。
まず、伴奏譜は普段のレッスン曲より難しいし、長いし、小学生の小さな手では弾けないような和音もあります。合唱伴奏は、多くの場合バイエル(導入教本)を終えた程度では歯が立ちません。
それを楽譜をもらってからたったの1週間や2週間で仕上げて、先生方やオーディション参加者の前で演奏しなければいけないのです。
ソナチネやソナタが難なく弾けるレベルであれば、さほど問題なく弾けるとは思いますが、小学生でそこまで弾ける子は少ないです。
ブルグミュラーの途中辺りでは苦労するでしょう。
楽譜をもらってもオーディションの日まで審査を受けられるくらいに弾けるようにならず、辞退する子もいます。
ですから、
●自分から伴奏したいと思えるくらいピアノを好きになったこと
●自分からオーディションを受ける意思表示をできたこと
●楽譜をもらったこと(具体的な行動をしたこと)
●オーディションに向けて練習したこと
●オーディション当日、辞退せずに演奏しきったこと
等、全て誇りに思って良いし、今後この経験がきっと役立つ時がくるはずです。
1週間や2週間という短期間で、精一杯目標に向かって努力したことは決して無駄になりません。
…あえて少しだけ厳しいことも言うなら、伴奏オーディションを受けるか受けないかにかかわらず、普段の練習をもっとがんばりましょう!
ピアノは積み重ねが大切です!
大切なことなので2回言います。
ピアノは積み重ねが大切です!!
まだまだチャンスはあります。
今後のチャンスに向けて、コツコツ練習を積み重ねていきましょう♪
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