私には毎朝近くのコンビニに行ってスポーツ紙を買う、という習慣がある。
東京にいる時は 私がお世話になっている「スポニチ」と「デイリー」を買っている。
東京のスポーツ紙でタイガースを大々的に取り上げてくれるスポーツ紙はデイリーぐらいしかなく 他のスポーツ紙は ジャイアンツ戦以外は 4・5面の小さな記事になってしまうのでタイガースの詳細情報が入りづらい。そんな理由でデイリーを買っているのだ。これが大阪にいる時は スポニチと他のスポーツ紙を買う。
東京の私の自宅からコンビニまで 100メートルぐらいの距離だが たいてい 自転車で行ってしまう。そのコンビニの店頭の棚に各スポーツ紙と一般紙が置いてあるが デイリーは4部しか置いてない。他のスポーツ紙は 10部置いてあり 「ニッカン」は 2カゴ場所を取り20部置いてある。
売れ行きによって置いてあるのだろうが、ニッカンは人気があるらしい。スポニチも頑張らなくてはならない。
そのデイリーを私が仕事の都合で買えなかった場合、その店では1部だけ売れ残ってしまうのだ。つまり、私を含めた4部の売れ先が決まっているのだと思う。
時々、夜遅く東京の自宅に戻り そのコンビニの前を通ると ポツンと デイリーが1部 売れ残っているのを見かけると申し訳ない気持ちになってしまう。
今朝は 6時半過ぎに コンビニに行くと デイリーが4部 置いてあり、どうやら 私が 一番乗りだったようだ。8時を過ぎると 1部しか残っていない時もある。
コンビニと最寄り駅まで 徒歩 2・3分の距離なので、私の推測では 近所のデイリー愛好家は サラリーマンのようだ。電車の中で読んでいるのだと思う。
タイガースが勝てば 気持ち良い電車の中だし、負けた記事を読めば 憂うつな電車の中になるだろう。顔も名前も分からないが 近所に住むタイガースファンであることは間違いない。ありがたい思いで いっぱいである。
さて、昨夜の試合、「情けない」というか、「もったいない」というか、タイガースらしいというか そんな試合だった。
ジャイアンツは ここまで調子の良かった亀井が登録抹消、4番打者と守備の要の阿部が 1回表で途中退場、司令官である監督が病気静養中というチームで、チームとしての機能が最悪の現状だが、あそこまで拙攻が続けば そりゃ、そんなチームにも負けるわ。
とにかく、スコアリングポジションにランナーを置いた時のバッティングは 1にも2にも 集中力と使命感だ。
よくヒーローインタビューで「絶対、打ってやろうと思いました」なんて言ってる選手がいるが だったら 打てなかった時は 絶対 打ってやろうって思わなかったのか、と言いたくなる。
どんな打席でも 打ってやろうって打席に入っているのではないか、 と私は思うのだ。
打者として 打席に入る時の当然の心構えで、どうしてもあの「絶対、打ってやろうと思いました」には違和感を感じる。
話を戻すと スコアリングポジションにランナーを置いた時の打席こそ、集中力と使命感、そして責任感を高め、カウント球や勝負球を考え、良い準備をして打席に入るようにして欲しい。
今日の試合も ジャイアンツは 亀井や阿部といった主力選手と指揮官を欠くだろう。相手投手の田口のスライダーは 一級品の呼び声が高い。年俸 630万円の選手に何億円も貰ってる選手が ねじ伏せられないようにして欲しい。
恥をかき、面目を失うのかギャフンと言わせる事になるのか、楽しみにしている。