こんにちは。
ドラゴンクエストⅪをようやくクリアしました。
ツイッターを見てると、やってる人けっこう多いみたいですね。
やはり、「ドラクエ」というネームバリューはすごいのだなと思います。
ぼくはゲームが好きで、特にスクエニ系のRPGは可能なかぎりやろうとするのですが、
今回の作品をやっていて思ったことは、「勇者」についてです。
ドラゴンクエストとは復活した魔王を倒すため、
長い旅を続けるというものです。
王道的なロールプレイングゲームの代表作。
家庭用ゲームの歴史を作った偉大な作品。
映画でいえば、「スター・ウォーズ」みたいなポジション。
それが、ドラゴンクエストです。
今作も基本コンセプトはきっちり守りつつ、王道の物語を展開していきます。
だからなのでしょうか?
ぼくはあまり、「面白い」と感じませんでした。
「ああ、なんかやったことあるな」
「どこかで見たことあるな」
どうも、そんな印象を受けました。
また「勇者」というワードが必要以上に散りばめられていて、
それが、ぼくにはひどく気になりました。
もちろん、悪い意味でです。
君は勇者だから。
勇者なら、世界を救えるさ。
何があったって、勇者だから。
まるで考えることをやめて、神様に救いを求めるような。
もちろん、彼にも不幸は訪れるのですが、
「どうせ全部ひっくり返しちゃうんでしょ?」
というオチが漂っていたように思えます。
ネタの分かっているマジックを披露されたらどうでしょう。
すごく物足りないと思いませんか?
逆に考えてみてください。
世界を支配できるだけの力をもちながら、
ただ勇者だからという理由で、
何度でも立ち上がってきては復活してくる。
部下は数えきれないほど殺され、
最後は自分の息の音まで止めにくる勇者。
こんな恐ろしいことがあるでしょうか。
自身が最強の存在であるがゆえに、
助けを求めることもできない。
どれだけ功名な策を弄そうと、必ず覆されてしまう。
そんな理不尽な魔王の気持ちは理解できませんか。
いったいどちらが悪魔なのか。
魔族を統べる「王」として、
また何より、かけがえのない自らの「命」を守るため、
彼は全力で勇者を倒さなければならないのです。
そういう物語があっても、いいんじゃないかな。
そんなことを考えながら、ゲームしていました。
ちなみに、プレイ時間は55時間あまり。
戦闘システムはいままでの作品よりも単純になった感じで、
主人公が物理スキルで殴って、ホイミで回復するという
脳死状態の戦闘がラストまで続きます。
また、全滅するような強敵はラスボス含め、
一戦もなく、ゲーム難易度としてはかなり低めに設定してあるようです。
ぼくは緊張感のある戦闘のほうが好きなので、
ボスくらいは強いほうがいいかなと思いました。
中盤からはすべての戦闘が作業になってしまったのも痛いですね。
物語に関しては上記に述べたとおりです。
ただ、つまらないと言うつもりはまったくありません。
ドラゴンクエストはとても面白い作品です。
目新しさがひとつもなかったというだけです。
それがいいことなのか、悪いことなのかは分かりません。
ぼくには少しだけ物足りなく感じました。