こんにちは。
「ハリー・ポッターと賢者の石」を観ました。
この「賢者の石」は(ハリーやロン、ハーマイオニーがまだあどけなく、)シリーズ第一作ということもあいまって、とても魅力的な作品となっています。
とくに、彼らの通う魔法学校「ホグワーツ」が素晴らしいの一言です!
これはいくら言っても足りないくらいです。
まるで本当に魔術の世界に迷いこんでしまったかのような「ファンタジー」あふれる演出がなされています。
個人的には生徒たちが集まる「夜空の大広間」が最高でした。
ぼくの好きな小説家スティーブン・キングが名指しで褒めていたこともうなづけます。
映画を観て、思ったことがあります。
それはハリーの境遇が記憶にあるより、ずっとひどかったということです。
「不幸な生い立ちだったな」くらいは覚えていたのですが、そんなレベルじゃなかった!
もちろん、ハリウッド映画ということでオブラートに包んではいますが、それにしてもかなり悲惨です。
まず彼は11歳まで「自分の居場所」というものが全然ありませんでした。
毎朝、階段の物置で寝起きします。この物置は「外から」鍵がかかるようになっています。
育ての父はちょっとしたことで暴力をふるい、ハリーをその物置に閉じこめてしまいます。
これは幼い子供にとっては、間違いなくトラウマです。甘やかされまくった息子は善悪の判断もできない子供(ワルガキ)です。
ハリーには心が休まる時間がありません。
ささいなことも、すべてハリーのせいにされてしまうからです。
きっとこんな暮らしが続いていたら、彼の心は砕けてしまっていたでしょう。
まるで乙一の小説にでも出てきそうな世界です。
(※乙一はぼくの好きな小説家です)
ぼくらにとって救いなのは、それが冒頭5分で終わるということです。
さて、今回紹介するのは「物語」じゃありません。こうした素晴らしいファンタジーをささえる力となるもの。
――それは、「映画音楽」です。
ユニバーサルスタジオなり、ハリー好きの人なら、すぐに思い浮かべるだろうあのフレーズ。
それを作曲した「ジョン・ウィリアムズ」を紹介します。
有名な作品は、「スター・ウォーズ」でしょうか。知らない人ですら、口ずさむことができるほどの名曲。
映画というのは、一人では作れません。
優れたスタッフがそろってはじめていい作品が生まれます。
演出・脚本・役者・撮影・美術、そして音楽。
これらの才能がすべてひとつとなって、ようやく「傑作」が生まれます。
低予算の映画だと演出から撮影・脚本・音楽までひとりでやってしまう人もいます。
音楽もオーケストラなんかはまず使えない。
その点、ハリウッドはこうした制約は気にせず使うことができます。
なにせ、一本作るのに300億とか予算があるのですから。
ただいくらお金をかけても、「感覚」までは買えません。
だからこそ、カンヌ映画祭に代表されるような単館系の映画はなくならないのでしょう。
こういう王道的な音楽はいまはだいぶ減ってきたと思います。
ぼくとしては、「ああ、ハリウッドっぽいな」という感じですごく好きなので寂しいかぎりです。
ネットの普及により、ハリウッド映画の売り上げも急激に落ちこんでいます。
日本はさておき、せめてハリウッドくらいは衰退してほしくないですね。
ジョン・ウィリアムズの代表作
「ジョーズ」
「インディ・ジョーンズ」
「スーパーマン」
「ジュラシックパーク」
「ハリー・ポッター」part1~3
「スター・ウォーズ」part1~7
他多数。