大阪地裁

さてさて（センテンススプリング！）　だんだんと春の気配が忍び寄ってるね

春といえば　最近の文春の記事は凄いね！


さぁ老松町でお昼を済ませたご麺やすは今から大阪地裁へ　

裁判所に入るのは初めて市役所みたいに勝手に入れる　入り口で名前とか要らない　意外やった


＊）その気の毒な知人の話によると、数年前に風邪を引いた小学生の

息子さんを奥さんが〇〇のとある診療所へ連れて入ったらしい

近くに小児科はあったんだけど　わざわざ何故かその少し離れたその診療所へ行った

そこで点滴をして貰って帰ったところ、夜中に苦しんで突然亡くなったらしくて


「心筋炎」と云う事で処理されたらしいが　全く納得がいかず

長い期間悩まれ！怒り！　そらもう傍でその話何度も聞かされて

初めは可哀想にと思っていたが　どうしようもないのでは？

相手は病院やし　医者やし　なかなか点滴との因果関係を証明する事は不可能じゃないかと


僕は思ってた　いろいろな方にアドバイスして貰ってたし弁護士も探してはった


その診療所の不手際を書いた大きな立て看板を業者に頼んで作って貰い

その看板を立てる為だけに　診療所に比較的近い場所でかなり大きなビルを購入し

そのビルの敷地内正面に看板を掲げた！


この人資産家でビルの一棟や二棟買ってもなんという事はなさそう

ご麺やすはここで理解不能に陥った　正直ビックリした　

いろんな人知ってるがこんな執念深い人は初めてや

飯食いに行っても恨み辛み　一緒に飲みに行ってもホステス相手にその話


一方的に奥さんの不手際や不満、診療所の責任等々明けても暮れてもその事で頭が一杯

（結局奥さんとはその後、離婚してしまわれた）


僕、あまり良くないなとひそかに思ってた

当初はその方に合わせて一緒に怒り！　同情した


でもその亡くなった息子は朝から晩までその事に掛かりっきりで他の事一切お構いなし

そんな父を天国から見てどう思ってるやろ？？　そうおぼろげに感じてた

医者相手に素人が訴える事はほぼ無理やしな

もう諦めはった方がその方本人の為にもいいんとちゃう？


過去は流して前向きに生きて行って欲しいと思ってた　


そのほうが天国の息子さんも喜ぶのでは？


そういう事があってから以降１年ほどその人とは疎遠になっていた

で、ある日とあるホームページを開いたところ　ウワ～　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく


裏から見た大阪地裁

かれいの煮付け定食

この時期　税務署から封筒が届いてるとドキッとするね

そして宛名が自分やなかったらホッとするね


どうもこんにちは！　そんな焼身？自殺　小心モノの「ご麺やす」です


北区の老松町に魚の美味しい店がある

ここの店主は「さかなくん」より魚の事詳しい方で


たまに常連さんと（料理としての）魚のうんちく話してはる

ご麺やすは聞いてないよ！って振りしてスマホいじって聞いてるの　耳がいいのかな




お昼の定食　本日は「かれいの煮付け定食」　やった

めちゃ美味いで

煮汁が芸術的なお味です

１２時に店入ったら満員やで

みんな美味しい店はこうなんやね

これも前回の「福島のうなぎ屋さん」同様路地の店


表通りにある店より、なんでこの路地の店の方が美味しいのかな

なにか「路地の鉄則」の様なモノがあるのかな


さてここ「老松町」は骨董の町でもあり　「大阪地方裁判所」がある関係


周辺は骨董屋、法律事務所・司法書士事務所がひしめき合ってる

普通の市民はあまり足を踏み入れる事の無いエリアですがこじんまりとした面白い街です

骨董おやじ、弁護士・司法書士そういった面々は口の肥えてるうるさ方が多い中　

ここ老松町には美味しい店が自然と集まるし逆に淘汰も激しい



たしか元大阪市長：橋下さんの個人事務所も多分このあたりでは？


一度お訪ねしてご挨拶でも云々・・・　えっ？　何を陳情しにや・・

（早く政界に復帰して頂きたいものです　将来大臣の可能性もあるお方やし！）


さて１２時に急いでここ老松町でお昼を済ませ、この後ご麺やすは生まれて初めて

「大阪地方裁判所」へ収監されに・・・


いやちょっと１時ちょうどに知人の医療ミスの悲しい裁判があるので傍聴に来たんです




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく

かす汁定食

しかし寒いねぇ

僕の「食べある記」全然誰も見てないんちゃう　不安になって来た



「方丈記」　（月日は百代の過客にしてござ候・・？？）

終わってもたな　なんか違うな


（行く川の流れは絶えずして～ござ候・・・？）

なんか違うな！　　ござ候はいらんねわ

これ作者ずっと（かもちょうめい）と思っていました

知らんかったね（かものちょめい）と読むのやね

まぁ僕は受験勉強終わってるから関係ないけど


世の無常を説いた書やね

出だしはえらいすらすらっと入ってくるんやけど

読み進むとあかんは　最後まで読んだ人おるんかな

まるで「ドストエフスキー」と同じでなかなか読まれへん


その点「方丈記」と違って、ご麺やすの「食べある記」は比較的読みやすいやろ

もっと読者を増やさなあかんな



前置きが長くてすみません

寒い時はかす汁とかぜんざいがええね

福島の路地のうなぎ屋のお昼　かす汁定食（￥１０００）　行っといた


じつにおいしい　店のおばさん達もやさしく愛情を感じる

出し巻きが特に美味しい　関西の出し巻きに比べ（築地の玉子焼き）なんかダメやね

重たいだけでかまぼこみたいにズッシリしてるからね　全然あかん


ごはんもお櫃で来たか？　と思うほどいっぱい入ってるし

まさかあの有名なブロガーさんが来た！

言う事でサービスしてくれたんかな？

ホンナわけないわな



やっぱりうなぎ屋はこんなボロ・・　いや　ひなびた古～い佇まいがいいね





週末はカンパしてくれよな　いや違うわ　寒波がやって来るらしい

皆さん気をつけて

旬の食材

やあ　やあ　こんばんこ


ひさしぶりのフログ書くのに、写真の取り込み方忘れてる


２年半？　ンもっとか？　休んでたから　


その間に僕もガラケーからスマホに出世してるからねぇ


皆さん数年ぶりです　お元気ですか？　「ご麺やす」です


皆の衆）　誰や？　しらんなぁ


ご麺）　まぁ　まぁ　そう言わずまた仲良くして下さい


最近世間ではサプリとかスムージーとか、何？　炭水化物ダイエットとか


僕の小さい頃そんなん無かった！　　（そらあたりまえやろ）


サプリメント摂取して健康維持？　アホちゃうか若いうちからそんなケミカルなもの口にして

スムージー？　そんなんビタミン壊れるやろ！　お腹冷やすだけやろ

炭水化物ダイエット？　えっ　パスタ食べない？

食は人生における最大の楽しみの一つやで　わかってんのか


やってる人は必ず言う　「初めてから調子いいんです」


そらそんな苦行のようなけったいな事、勝手に初めといて調子悪いなんて

口が裂けても言えんわな


バカか！　調子悪くならないのは貴女がまだ若いからであって

それをしてるから調子いいんじゃない！


健康を維持したいのならそんなややこしい事じゃなく

毎日、一食でいいから（旬の野菜や魚）を食べればいい

日本には四季があり素晴らしい旬の食材が揃う

旬の時期にその食材は生命力やエナジーが最高に上がっている状態やろ

それを食せば体はあっと言う間にその恩恵を受ける事が出来るのと違う？


それで肉は旬など無いから常時食べればいいし


町内会　？　いや腸内の環境を善く保つ為に発酵食品を補完すればこれで完璧ちゃうん


だからフレンチよりイタリアンやし

中華より和食なら完璧やんね

フレンチはなんかの記念日だけにしといてよね


皆の衆）　ちょっとちょっと！　ご麺やすさん！

偉そうに食材の事、年明けからゴチってはるけど　私ら素人やから

その時その時の旬の食べ物なんていちいちわからへんし

例えば今やったらどんな物食べたらええんか「ご麺やす」さんに教えて欲しいわ！


ご麺）　これはこれは、おたくら素人相手に新年から話が専門的になり過ぎてスマンかった


皆の衆）　別に専門的でもないやん　テレビ見てたらいつもそんな話題やってるやん


ご麺）　そうやなぁ何も難しく考える必要はないんやで

その時その時の話題に上るもんと考えたら必然と答えは導かれるやないか



たとえば今の旬ならココイチのカツカレーなんか？　どや








皆の衆）　旬は旬でもそれちょっと違うんちゃう？

ガビョーン

復活祭

ブログを辞めて早２年半

いや別に理由はない　ちょっと飽きてたのね


３日に一度はポケットベルで起こされる

週に一度はメールが来る

年に一回、年賀状に書かれて届く

そして今流行のラインが来る


あの～　ブログはもうされないんですか？

楽しみに・・うんぬん（えっ）

有料でもいいのですが（笑）

続きをもっと（苦）


金も無くなって来たし

有料なら少しはじめてみるか？

課金の仕方しらんしなぁ

知り合いがネット関連の会社やってるから

一度相談してみる



ブログの再開にうちのワンちゃんも不安そう


ぼ～くな～　暑いのん寒いのん　雨の日脚ぬれるんと風で耳裏返るんはいややねん～

おいちゃん大丈夫？って顔してる

団地萌え②

京都の中京にアンティークの素晴らしい店がある　「７０Ｂ」という店



こにゃにゃちわ　いま団地を改装中　流行に左右されやすい「ご麺やす」です！



団地リノベいうやつやね　これ今流行ってるね



実は前回のブログ「団地萌え」の記事の物件を５００万で譲ってもらえる事に



これはよかった　２ヶ月程かかったけれど　まぁ、めでたしめでたしやわ

さっそく知り合いの工事業者が解体はじめた



ビックリやわ　度肝抜かれた

まるで空爆をうけたみたいにコンクリートガラが凄い！

このガラ部屋から出す事できるのかなぁ？

で、冒頭のアンティークショップ「７０Ｂ」という店に


改装後の団地の部屋に飾るシャンデリアを探しに行ってきた


京都の中京　僕が日本で一番好きな喫茶店「イノダ珈琲三条店」


ここはカウンターがカッコイイです　コーヒー入れるのおたまでお湯すくって入れてる古風な店



ビックリです　まるで昔のホテルの雰囲気


本店もいいけど改装して奇麗になったからあまり行かない、本店は昔のほうが断然よかった



コーヒーは言うまでもなくとても美味いし　客が皆さん上品で素敵（ご麺やす以外）



そのイノダの並び２筋ほど西のかど　ビルの地下



入口はよくあるアメリカンジャンクのアンティークショップみたいやから



あまり期待せず下りて行ったが



下りた瞬間かなり凄い店やと気づく


ヨーロッパのアンティークシャンデリアが所狭しと天井からぶら下がる



若い２人が店を仕切ってる



もしかしたら関東の人かも？



尼崎から来たと告げるとあまり「尼崎」の事知らないみたいでプチスルーされた


ちょっと落ち着いたけど　数ヶ月前の「尼崎」といえば日本一有名な都会やったからね



連日新聞社が押し寄せる程にね！




「７０Ｂ」超カッコイイやん　値段もしっかりやけど　こんな店とても好き

いままで自分がシャンデリアと思っていたものはパチもんやったと


ここに来れば判るわ


アメリカとヨーロッパの文化の違いかな


残念ながら立派過ぎて（重量が重すぎ）適切な商品を見つける事は叶わず


後ろ髪引かれるように店を後にした・・・





そのまま京都御所のほうへブラブラあてもなく歩いていると



おいしそうな「そば屋」が一軒


僕は専門が「つけ麺」やから（どんなんや？）　基本「そば」は食いたくない


でもちょっと気になるし　もう二度とここらへんまで来ないやろと思って入ってみた

これが当たり！　美味しかったです「極太」のそば　画像でもわかると思う　店名は失念


たまに京都もいいね！　いろんな店があって


店も人間も「大阪・神戸」とはまた違う異質な空気感あるし


おもしろい


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく・・・

オース！バタヤン

やあやあ　お久しぶり　実に３週間ぶり


ホームからもし人が落ちたら助けようと、いつも線路を見てる「ご麺やす」です


今からかれこれ１５年前　父親がうれしそうに家に帰り着くと


おい！　今日「バタヤン」みてきたぞ　という　


どこで？　「中座」や　いやーよかった　という


へー？　と気の無い返事でかわした僕でしたが　何か気になるなぁ　という事で・・・


調べると明日もう一日あるという


さっそく翌日ひとりで「中座」へ行く事になった　そんなん誰も一緒に行ってくれへんし（笑）



見事にお年寄りばかり　バタヤンの自慢のあのオンボロギターには


歌詞か進行を書いたカンニングペーパーが貼ってある


それでも歌詞を途中で忘れて適当にごまかす　そこで会場が爆笑に包まれる


実にいい！　バタヤン最高！　先日お亡くなりになられた　合掌…



毎年中座へ出てたので　数回通った記憶があります




そのバタヤンが映画になってます


梅田ロフトの地下　「テアトル梅田」

バタヤンは三重県松阪市の出身だそうですが、鶴橋で育ったらしい


大阪は第二のふるさとなんだそうです


当時、鶴橋の人たちは人情味溢れた人たちやったらしいね


バタヤンの母校「北鶴橋小学校」でコンサートとを開いた時の


フイルムを中心に撮った記録映画でした




浜村淳の名調子の司会でコンサートが進行してゆく


こんな時、浜村淳はじつに上手いねぇ　芸術的な名調子やわ


あらかじめコンサートが始まる前に客席にも記録を撮る為カメラが回る旨皆に伝えられてる



客もおもろい！　バタヤンのまねしてギター抱えてるのが数人


自称、〇〇のバタヤン達



あの出て来た時の「オース！」の掛け声はね、若いとき下宿で一緒やった奴が相撲取りで


いつも会うたびにオース！　て言うのを一回まねして舞台出しなに　言ってみたら


それがめちゃめちゃ受けて　それ以来ずっとやて　（なにが幸いするかわからんね）


バタヤンの歌は僕は泣けるで


「梅と兵隊」なんか涙なしでは聞けん　


僕は戦争は行ってないけどジーンと来るものがある


男は戦地に行くと脳裏に浮ぶのはお母さんの事やね


死んでいく時も　おかあさーん！　とか母上やもんね



親父から戦争の話はよく聞かされたが、悲惨やね　ほんまにヒドイ


８０キロの体重が戦地に行って食べるものがなくって４０数キロまで痩せたらしい


沖縄で食料が無く　地元百姓の畑に闇にまぎれて数人でいも盗みに行ったゆうからね


そうせんと餓死やから　ところが翌日から百姓が棒もって見張ってるらしい


あんまり何回も行かれへんねんて


ジャングルで身を潜めていても敵の戦闘機グラマンが低空飛行で雨あられのように


機銃を打ち込んできた日にゃ　あまりの恐怖できんたまが体の中に入ってしまうらしい



ある時、コレラに罹り野戦病院で３日間高熱にうなされ、脱水状態でもう死ぬと思ったらしい


軍隊の教えは、絶対に現地の水飲むな！　やからね


喉が乾いても、水なんか飲んだら死んでしまうぞ！と言って誰も水を汲んできてくれんらしい


とにかく超高熱で喉が渇いて渇いてたまらんで　


最後に同僚にお～い　死んでもええから頼むから　とにかく水飲みたいんや！


どっかから水汲んで来てくれ！　もう最期や思って頼んだらしい


そして飯盒（キャンプで飯炊くやつやね）に汲んできてくれた水（どんな水かは不明やけど）　


とにかく飯盒に３杯一気に飲み干し深い眠りに陥った！　


そしたらなんと翌朝から徐々に熱が下がって行って治ったいうもんな


軍隊の教えってなんなんやろ　ホンマおかしいわ


そして父は上官に目をつけられ虐められ毎日死ぬほどどつかれてたらしい



ドンパチになるとそういう日ごろの怨みで後ろから上官を撃って殺してしまう場合もあると聞く


前線で皆、尋常な精神状態やないし絶対わからんらしい　そういう例はかなりあったと聞く



そして最後は宮古島で終戦を迎え、横浜まで船で帰る事になった・・・



まさしく明日横浜到着やいう前の晩


父をどつきまわしてたその上官が「〇〇すまんかった！　許してくれ…」　ゆうて


下船前に土下座して謝ったゆうからねぇ


そらそうや、もうその時点で軍隊は解散してるし上官もくそもないわ


内地に上陸したらもしかしたら、こっちに「別荘」行く覚悟があればそんな奴殺しかねんもんね




とにかく戦争はあかん　ろくな事ない　悲惨です




まぁ随分話がそれて大変申し訳ありませんが、もう遅いので寝ます。




８月２４日（予定）からはアランドロン「太陽がいっぱい」

これは名画中の名画　また行かんならん


音楽がたまらなくええねんな！　それとこの映画ラストシーンが見ものやねん…

団地萌え

団地萌え　長屋リノベ　廃墟探検　運河ツアー　


工場燃え！　ファイアー　これは冗談　工場燃えたらえらい事やし　「萌え」が正解　


近年、過去になかったさまざまなキーワードが出現してきた！



書店にも関連本が沢山並ぶ



今までの既成の概念打破の新たなムーブメントやと思う



普通の暮らし方はイヤ！　普通の旅行や観光名所巡りは飽きた！　　



こういう流れが出てきたのは事実　　まぁこの根底には不況がいちばんある



あまりお金をかける事なく個性的な少し変わったコトをしてみたい！

つまりＢ級グルメじゃないけど　Ｂ級ライフやね


特にリーマンショｯク以降　このムーブメントは大きくなりつつある




毎月駐車場代を払いに行く近所の不動産屋がある


この一年すっかりその担当者と打ち解けて仲良くなった


３月に借りてる駐車場の代金を払いに行った時のことである


担当者が何気なく呟いた一言を「ご麺やす」は聞き逃さなかった



担当）　〇田のおばさんが貸してはる分譲の団地で、入居者が退去しはったんやけど


なんか部屋の中メチャクチャに汚されてて困ってはんねん


今からちょっと僕、部屋の立ち会いに行かなあきませんねん！



ご麺）　へぇ～　そうなん


担当）　せめて入居者からお部屋の洗い代位は貰ってあげないとあかん思ってますねん



ご麺やすは既にこの時点で部屋が東南角部屋の１階部分（貴重）であると言う事と



部屋がボロボロ（もしかして安く買えるかも）というストーリーに萌えた



勝手に自分に都合のいいストリーを考えるのは得意である




ご麺）　それ売って貰われへんやろか？　５００万ちょっと切ったところで買いたいですわ



担当）　えっ？　ご麺やすさん　それ興味ありますのん？　僕もその位の相場や思いますけど




もし再度入居者入れよう思ったらかなり、リフォームに（１５０万以上）お金かかるし　


もう､〇田のおばさんもお年やしそんなん大変やからもしかしたら売ってくれはるかもね　

　　　　
じゃぁ一度売ってもらう方向でちょっと話してみますわ


（注、〇田さんは「ご麺やす」も知ってる地元の資産家でとても上品なおばさんである）



ご麺やすはその時とっさに５００万と言う金額が出たがかなり冷やかした値段であった



近所の不動産屋の店頭を見ると、めったに１階物件は見られず出れば室内が


リフォームされて奇麗な状態であれば　８００万～９００万相場である（１階は人気が高い）


逆に４階・５階はエレベーターが無いため投売り状態だ（４００万～５００万）


だから５００万では先ず売主は手放さないだろうと予測されたがとりあえず言ってみた



希望値は下から行けと昔から僕の師匠によく言われたから



この時点ではあと１００万はプラスしてもいいと思ってたが


こっちの５００万という僕の希望値もまだ先方には言わないで欲しいし


いくら位なら売って下さるか先にお相手の売却希望値を聞きだして下さいと店を後にした

なんせこの団地はレトロ感ムンムンでいいもんねぇ　管理も行き届いている　実に欲しいねぇ



もし運良く買えるならお洒落に素敵にリノベーションしたいなぁ


う～ん　そんなこんな一人で考えてたらだんだん欲しくなってきたわ（笑）



もし先方が売らないととおっしゃったら　少しずつ値段を上げて行こうと思ってたし





まぁ売るか売らないかの判断はすぐにでも　〇田のおばさんはしてくれはるものと思ってた



まさかこの後２ヶ月も返事がないとはこの時の「ご麺やす」には知る由もなかったのである





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・つづく

不動産の話③

②で終わらせたつもりの「不動産の話」が急に思い立って③も書いてみた



今日（地下鉄心斎橋駅）から「心斎橋大丸」を抜け商店街に出て


閉店したクリスビークリームドーナツまで行ったところで・・・


あっ　クリスビー跡はブティックになる事が決まってるらしいよ


このビルをサブリースしている知人の息子さんが言ってた！


なんのブランドかは教えて貰えなかったけど



うんそれでクリスビーあたりでね・・６０過ぎのおばさんたちの団体がいた


数えると　７人いた全部で５００歳近いかな？



（あっそんないかへんか！



）



そのおばさんたちが、このへんまで来たら近いわ！　とかなんとかわいわいやってる


でも最後のところで今ひとつ場所がわからないみたいやった


僕はその略して「おば団」がどこを目指したいのかすぐにわかった


「アメ村の雑貨タイガー」やろね　まるわかりやわ　勝手に近寄って教えたろかなっ！


思ったけどなんせ相手は団体やから　止めといた　そしたら案の定　御堂筋を渡りはじめた


おもしろいからずっと見てた　なんせタイガーが出来てからアメ村の平均年齢が上がった


この人たちの入村で今日も平均年齢更新であろう



　

ところが意外な事がおこった　予想外な事にこの団体さんが向かったのはビックステップ２Ｆの


「ＫＩＮＪＩ」という古着屋　ここはすごい安いんです　僕もいつもここでジーンズを買う


だいたい２千円くらいです　自分にピッタリのサイズで好みの風合いのものが見つかった時は


嬉しいから　よく行きます


そこで皆さん古着のスカートなんか見てはる　時代も変わったね年配のおばさん達が


アメ村に古着を買いに来はるなんてね！　「ご麺やす」はなんだか嬉しくなりました



あとでタイガーもきっと行かはるんやろね　（勝手に決めてる）

ところで不動産がえらい売れてるらしい、収益一棟マンションから～御堂筋沿いのビルまで


御堂筋に破綻した保険会社のビルが競売に出たらしい　～知り合いの営業マンの話し


その営業マンの知り合いの会社が転売目的でそのビルの入札に参加したところ


東京の会社に坪あたり７００万も高く持っていかれたんだって


仮に３００坪だとして、実に２０億円もその会社より高値を付けた事になる


「アベノミクス」もとち狂ってきたね　またリーマン前夜みたな世の中になってきた


東京はもう物件がないんやろうね、それで東京のお金が津波のように関西に押し寄せて来た


だから関西の業者ほど相場がわからないから東京の感覚でメッチャクッチャ高い値を付ける


全くおめでたい話し


そういう状況はいつか来た道・・・　またバブルがはじけそうやわ





それからこれも人から聞いた話し　大阪のＳ市でかなり儲かってる優良会社があって


その会社に（国のお金）１千万を銀行が使って下さいって勝手に持って来たらしい



審査ほとんどなしの融資や　書類はなんか補助金の体裁を整えた後にって事やろ


へたに潰れそうな会社が申請して来たら困るしね


その前にどうせなら優良な会社にバラ撒いてしまえ！　ちゅうことやね




この様に国はお金余ってる様子やけど庶民はお金が全く足りないで

最近もっぱら阪神百貨店地下１階の３６０円位の「肉団子入りちゃんめん」


こればっかり食ってるから


昔、これ雪印食品が地下２階のフードコートで店舗持ってやってた、


美味しかったけど、けったいな食べ物やったな　マイナーなＢ級グルメの王様でした


最近地下１階にあることを１０年ぶり位に発見し食べてるけど



味は昔のほうがずっと美味しかったですね





そして先日、「アメリカ村の会」総会での事！


アメ村の会・副会長がお勤めの会社（これも大阪八尾の優良会社）が


なんとやってくれました！


なんとなんと、先に話題に出た商業施設「ビックステップ」を購入されたらしいです


ここ数年、あやしげなファンドが持ってたから　皆心配してた


どうなるんやろ？　閉鎖せえへんやろな？　なんて噂し合ってたんです


彼の会社なら安心！　アメ村内で複数のビルを保有してはるし




そしてその彼（まだ若い）がビックステップの副支配人に出世してる！


ビックリやわ　世の中いい意味で一寸先はわからんわ


ほんとに春からいい話が耳に飛び込んで来て、嬉しく思う




これで「ご麺やす」も、　今晩から枕を高くして眠れそうです！　




おしまい・・・

不動産の話②

やぁやぁ、連日寒いねぇ


どうなってんのやろかしら？



ところで２月２７日付けのブログ「不動産の話」のその後やね



ある地方の知り合いから大阪市内で不動産を探してくれませんかと頼まれた「ご麺やす」


予算は1億円やという、予算を聞いてビックリしたねぇ　それ僕に依頼する話ちゃうやんなぁ


でも引き受けてしまってんなぁ　これが


責任ある話やしね　予算ギリギリなものも探されへんしね　安く探さないとね


年明けから大阪市内ウロウロ歩いては、不動産屋に飛び込むなんて事を繰り返していた



ある日の事、そこそこ人通りのあるお洒落な場所で人の住んでる気配の


なさそうな物件を見つけた！


後ろを振り返るとドラマの筋書きみたいに小さな不動産屋がポツリ


入る前に張り紙広告等を表から眺めてたら、中からお兄さんが出てきた


兄者）なにかお探しですか～


ご麺）はい！　ちょっとあの前の物件売りものかなと思いまして～


兄者）どうぞ中お入り下さい


ご麺）はい

　
奥から６０半ばの社長）あれはですな～　売りもんちゃいまんねん　人住んではりますねん


ご麺）そうですか～　いやちょっと知り合いに頼まれて　市内のええ場所で


不動産探してます、　なにかこの近くでいいもの無いですか？？


社長）うなりながら～　う～ん一戸おまんねんけどな～


といいながら奥の席に戻りパソコンからデータを取り出し始めた


なんかこの時この社長のキャラクターに親近感を感じ　「いいものかもしれん」と思った


歩いて行ける場所だった　勘が働いた　ちょっと見てきます！　と見に行った


その不動産屋から5分ほどのところに恐ろしいほどオンボロのそのしもた家は


気のせいかお前！俺を見に来たんかと　凄んでいた




しかし僕はとりあえず気に入った　お値段も安いと思った　当初より随分値を下げたらしい



でも買うのは僕じゃないし、買い主さんが気に入るかやね



そこで戻って僕は社長にネジこんだ　この物件ちょっとおいといてもらえませんか？



案外いけるかもしれません知り合いに勧めてみます　

築年不明の（戦前？）オンボロ物件やけど「ご麺やす」はめっちゃ気に入った


これは思いきりプッシュしよう　是非買ってもらいたいと思った


ところで社長　これ僕、知人に勧めてもし買って頂けたら　どうでしょうね


手数料３割欲しいんやけど　どうですか？　と話振ってみた


ウ～ン３割はきついなぁ　２割でどうですやろ？


ほんならそれでけっこうです　２割でいきましょ頑張ります　とすんなり話がまとまった


本人も大阪まで来られて　その物件を気に入られた


その後、紆余曲折の末　値段交渉しつつ　詰め将棋のごとく　だんだんと本丸に迫って来た


最終的にこっちが購入希望金額決めて買い付け証明を入れた・・・


かなり待たされた・・　１０日以上


やっと返事が売主から来た　こちらの希望額２４００万よりあと１００万上乗せした額で



売り渡します！　と来た




３月下旬まず手付けとして買い主が５００万入れはった




そして４月１２日、売主側の不動産会社　梅田の「大和ハウス」本社午後２時



残金銀行渡りの小切手決済で契約の日



ひっきりなしにアポの客が数人連れだって５階受付カウンターに押し寄せる
　


５人の受付嬢もパニックになってる　　こりゃ凄いわ　安倍バブルか？

こんなおめでたい席に立ち会える事は光栄な事やと思う




売主さんも大変喜んでおられたのが分かった


ダイワハウスの窓から後ろに見える「ホテルモントレ」が気になられたらしく


あれはなんですか？　としきりに大和ハウス担当者に聞いてはニコニコしてはった




さて「ご麺やす」は正月の（刀剣売買）に続きこの度も売りたい人・・買いたい人・・


うまく橋渡しが出来た




仲介不動産２社も笑顔やった　司法書士の先生もはりきっておられた


だいの大人６名がひと時、大和ハウス６階個室でなごんだ瞬間やった


もう僕はこの先　買い主以外の４人とは２度と会う事はないだろう


だからよけいにこの瞬間は大切な記念日になった！



ご麺やすは手帳に今日の日付けを赤で２重丸のしるしを入れて・・



このボンボロ物件をリノベーションで引き受けるアイデアを空想しながら



帰りに「鶏貴族」で普段飲まぬお酒でひとり祝杯をあげて帰路に着いた。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・おわり