今回、この痛みに関する治療について、早く聞いて
おけばよかったぁ。というくらいお話をしました。
私が、ブロック注射であるとかノイロトロピンの点滴
を積極的にして痛みをとって欲しい。ということに
対して、先生は、「痛みをとる方法はいくらでもある。」
ただ、私の場合、痛みをとると、「また何をするか
わからない(過活動してしまう。)」。
この数年間「認知行動療法」という治療を受けています。
「認知」のことだけをみてみると、入院時を100と
すると、今は40くらいまで下がってきている。らしいです。
それだけ酷い状態だったのだと思います。
今、ようやく自分の身体の状態がどうなのかが少し
わかり始めました。
入院中も、ちょっと、調子がいいと色んなことをしたくて
うずうずしてたんですよね。
次は、行動。「疲れたら休む。」「無理をしない。」
この普通の人だったら簡単な事が私には出来て
いなかった。仕事中に、仕事がひと段落ついたら、
お茶を飲む。休憩する。ということが本当に出来なかった。
温かかったお茶は冷え、冷たい飲み物はぬるくなって
しまっていました。
仕事が済むと、次の仕事を探して休む間もなく
仕事に没頭していました。私が、学生の頃はよく
教室の黒板の上の額に「努力」と「忍耐」と書いて
ありました。高校の校訓は「向学」「礼譲」「進取」
だったと思います。
とにかく頑張らなければならなかったんですよね。
こういう風になりながらも、まだ、「学生の頃、
もっと頑張っていればよかった。」と思うことが
あります。先生に言ったら叱られそうですが。
多分、今の私にはこれは(ちょっと、お茶を飲む)
まだ出来ないと思います。みんなが一斉に休憩
してくれたら出来るんですけど。
この行動が上手くできるようになってから、運動療法
をして(それまで、安静にするということが第一の目的
だったから。)、それから、痛みをとる治療。と、私が
聞かなかっただけで、先生は色々と考えてくださって
いました。
今の状態で、色んな強いお薬をつかっても普通だったら
一週間はもつだろうお薬も、私は1日ともたない。って
言われました。まだ、交感神経が優位な状態とのこと。
眠っている時にも、脳は働いているらしい。なので、
ボーっとするはずのお薬を飲んでいても、起きて
いられるのだということです。(本は集中して読むこと
が出来ないんですけど。)
私が今、飲んでいるお薬を普通の人が飲むと、何日間
かは、起きていられないらしいです。
退院して、4年半近くになり、ようやく先生の治療方針
がわかった気がします。
私にとっての社会復帰(お仕事をする)も、出来るように
なるって言われました。
火曜日の受診は、私にとってとても実のある診察
でした。
まだまだ、治療の過程で色々問題が出るかも
しれませんが、少しずつ前に進んでいけたらな。
って思っています。